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グラフふくおか 2014冬号 winter 通巻577号平成26年12月20日発行(季刊) 発行 福岡県 県民情報広報課

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県議会だより

県議会の動き|県議会の最近の取り組みについて、その一部を紹介します

決算特別委員会の審査概要

 本年9月の定例会において設置された決算特別委員会では、付託された「平成25年度福岡県一般会計決算」など20件の議案について、9日間の日程で審査が行われました。

【審査の概要】
 審査に当たっては、二元代表制の趣旨を踏まえ、県政の重要課題を中心に活発な議論が交わされました。主な内容は次のとおりです。
写真:決算特別委員会の審査風景 決算特別委員会の審査風景
  • 土砂災害対策(避難場所や避難方法の住民への周知など)
  • 原子力災害対策(玄海原子力発電所での災害を想定した避難計画など)
  • 福岡空港問題(将来構想、運営の民間委託)
  • 地方創生(財政力の弱い市町村における地方創生の推進)
  • 筑豊電気鉄道延伸に伴う県の支援
  • 生活習慣病の予防(がん検診の受診率向上など)
  • 環境問題(産業廃棄物処理施設に対する県の指導など)
  • 青少年育成への取り組み(青少年プランの進捗管理)
  • 高齢者の支援サービス(運転免許証返納者への支援)
  • 雇用問題(筑豊地域の雇用促進)
  • 子育て支援(認定こども園にかかる県の取り組み)
  • 農業問題(中山間地農業・都市農業・種子生産農業への支援)
  • 自動車産業の振興
  • 道路対策(緊急輸送道路の整備)
  • 空き家対策(防災・防犯などの生活環境上の問題)
  • 教育問題(特別支援学校の教室不足の解消、子どものネット依存対策、代々木ゼミナール小倉校の撤退)

このほかにも種々質疑が行われ、建設的な意見、要望などがなされました。

【審査の結果】
  付託された20件の議案について、委員会の最終日に採決が行われ、いずれの議案も原案のとおり認定されました。
 同委員会の構成メンバーは次のとおりです。(印は委員長、印は副委員長)
  • 松尾 統章
  • 板橋  聡
  • 秋田 章二
  • 江藤 秀之
  • 原中 誠志
  • 原竹 岩海
  • 浜ア 達也
  • 神ア  聡
  • 佐々木 徹
  • 津田 公治
  • 井上 順吾
  • 長  裕海
  • 中村 誠治
  • 新村 雅彦
  • 上岡 孝生
  • 吉武 邦彦
  • 松尾 嘉三
  • 平井 一三
  • 樋口  明
  • 原口 剣生
  • 野村 陽一
  • 冨田 徳二
  • 田中 正勝
  • 西元  健
  • 香原 勝司
  • 塩川 秀敏
  • 吉松 源昭
  • 井本 邦彦
  • 川ア 俊丸
  • 大塚 勝利
  • 堀  大助

内閣総理大臣と 都道府県議会議長との懇談会

写真:最前列左から、高市大臣、安倍総理大臣、林会長、石破大臣 最上段中央、加地議長最前列左から、高市大臣、安倍総理大臣、林会長、石破大臣 最上段中央、加地議長
 9月16日、内閣総理大臣と都道府県議会議長との懇談会が内閣総理大臣官邸で行われ、本県議会から加地邦雄議長が出席しました。
 安倍晋三内閣総理大臣は、「豊かで明るく元気な地方の創生は、安倍内閣の最重要課題です。個性と魅力あふれる地方の創生に向け、積極果敢にチャレンジしていきたい」とあいさつされ、全国都道府県議会議長会の林正夫会長(広島県議会議長)は、「地域の実情に応じ、地方の責任と創意による対策を講じるよう、われわれ地方も全力で取り組みますので、引き続き、ご支援・ご協力をお願いします」とあいさつされました。
 懇談会には、政府側から安倍内閣総理大臣のほか、世耕弘成内閣官房副長官、石破茂地方創生担当大臣、高市早苗総務大臣、二之湯智総務副大臣、あかま二郎総務大臣政務官が出席され、全国から集まった議長と、地方創生の実現に向けた課題などについて意見交換が行われました。

中国・江蘇省 人民代表大会常務委員会友好代表団

写真:中国・江蘇省 人民代表大会常務委員会友好代表団
 11月20日、本県議会と友好交流を続けている中国・江蘇省人民代表大会常務委員会友好代表団の皆さんが、県議会を4年ぶりに訪問され、正副議長や各会派の代表者、福岡県日中友好議員連盟会長らがお迎えしました。
 加地邦雄議長は、「江蘇省と福岡県は、1992年の友好提携締結以来、行政や議会だけでなく、経済・文化・環境・スポーツと、さまざまな分野で交流を拡大し、極めて友好的な協力関係を構築・発展させてきました。今後も、江蘇省人民代表大会と福岡県議会の素晴らしい関係を築いていきたい」と歓迎のあいさつを述べ、代表団の郭敏文(かくびんぶん)団長は、「両省県の交流は、江蘇省の国際交流の模範となっており高く評価されています。これからも友好の絆を深めていきたい」とあいさつされました。
 代表団は、承天寺・東長寺などの博多文化遺産、海の中道奈多海水淡水化センター、北九州エコタウンなどの施設を視察されました。

九州八県赤十字大会の開催

写真:有功章授与の様子有功章授与の様子
 11月13日、常陸宮妃殿下のご臨席を仰ぎ、「平成26年度九州八県赤十字大会」が福岡市内で開催され、加地邦雄議長が来賓として出席しました。
 大会では、日本赤十字社に功労があった方々に対し、日本赤十字社名誉副総裁の常陸宮妃殿下から有功章の授与などが行われました。
 加地議長は、表彰された方々に対しお祝いを申し上げるとともに「世界各地では、頻繁な災害発生により、多くの人々が日々の生活に困窮する状態が生じており、国の内外から日本赤十字社に寄せられる期待はますます大きくなっています。今後も皆さま方の一層のご活躍を心よりご期待申し上げます」と祝辞を述べました。

福岡県酒類鑑評会の開催

写真:福岡県知事賞・福岡県議会議長賞受賞者記念撮影福岡県知事賞・福岡県議会議長賞受賞者記念撮影
 9月2日、福岡市内で開催された「第3回福岡県酒類鑑評会・ふくさけ祭り」に加地邦雄議長が出席し、清酒4部門、本格焼酎4部門において優れた評価がなされた銘柄、蔵元に対し、福岡県議会議長賞を授与しました。
 この鑑評会は、県内で製造される清酒および本格焼酎の品質向上を図り、その魅力を多くの方々に知ってもらうために、平成24年から開催されているもので、今年で3回目となります。
 県議会議長賞は左下表のとおりです。

福岡県議会議長賞

区分部門名 銘柄製造場名
純米大吟醸酒の部駿 純米吟醸(株)いそのさわ:うきは市
大吟醸酒の部山の壽 大吟醸山の壽酒造(株):久留米市
純米吟醸酒・純米酒の部三井の寿 芳吟井上合名会社:大刀洗町
吟醸酒・本醸造酒の部特撰 比翼鶴比翼鶴酒造(株):久留米市
本格大麦焼酎長期貯蔵酒の部千年の眠り(株)篠崎:朝倉市
本格焼酎長期貯蔵酒の部吟空/酒粕(株)喜多屋:八女市
一般本格大麦焼酎の部からす(株)花の露:久留米市
一般本格焼酎の部吟仕込み米焼酎 まゆり目野酒造(株):柳川市