3つの物語はDV(ドメスティック・バイオレンス)の事例を紹介したものです。DVとは、配偶者や交際相手から受ける暴力で、最近では「デートDV」も増加し、中学生、高校生などの若い人たちの間でも起きています
DVのカタチはひとつではありません。
※一言でDVといっても、さまざまな暴力のカタチがあります。
- 身体的暴力
- ●殴る、蹴る
- ●髪を引っぱる
- ●首をしめる
- ●引きずり回す
- ●物を投げつける
- ●刃物などを体に突きつける など
- 精神的暴力
- ●口汚くののしる、大声で怒鳴る
- ●無視する
- ●侮蔑的発言で傷つける
- ●人前で馬鹿にしたり、恥をかかせる
- ●外出・電話を制限する
- ●行動を監視する
- ●勝手にスマートフォン等をチェックする など
- 性的暴力
- ●いやがっているのに性的行為を強要する
- ●避妊に協力しない
- ●見たくないのにポルノビデオを見せる
- ●裸の写真を撮る など
- 経済的暴力
- ●生活費を渡さない
- ●外で働かせない
- ●借金をさせる
- ●貸したお金を返さない
- ●デート代を常に払わせる など
- 子どもを利用した暴力
- ●子どもの前で暴力をふるう
- ●子どもに悪口を吹き込む
- ●子どもを取り上げると脅す など
DV被害を受けたら、聞いたら、一日も早い相談を。
さまざまなカタチのDV。気になることがあれば、一人で悩まず、専門の相談窓口へ相談してみましょう。また、あなたの友人・知人がDVの被害を受けていたら、相談窓口への相談を勧めましょう。早めの相談が重大な被害を防ぎます。