本県初のユネスコ無形文化遺産誕生!
平成28年11月30日(現地時間)、博多祇園山笠行事(福岡市)、戸畑祇園大山笠行事(北九州市)を含む18府県33件の「山・鉾(ほこ)・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。祭りを通じて豊かな文化が継承され、地域の人々が強い絆で結ばれてきたことが評価され、登録につながりました。
博多祇園山笠行事
鎌倉時代から750年以上続く伝統行事。期間中、博多の街は山笠一色に染まります。
7月15日4時59分スタートの「追い山笠」がフィナーレを飾ります。
期間: 毎年7月1日~15日
場所: 福岡市博多区
戸畑祇園大山笠行事
200年以上の歴史を持つ伝統行事。夜になると幟(のぼり)大山笠が12段の提灯(ちょうちん)大山笠に姿替えします。
中日には4地区の大山笠が一堂に会する競演会が行われます。
期間: 毎年7月第4土曜日を中日とする3日間
場所: 北九州市戸畑区
ユネスコ無形文化遺産とは
伝承や芸能など「形のないもの」を保護し、それらの多様性を相互に理解することを目的としてユネスコが登録しています。
これまで日本では、歌舞伎や和食などが登録されています。
「山・鉾・屋台行事」とは
地域社会の安寧などを願い、山車が巡行する祭礼行事。
山・鉾・屋台には、各地域の文化の粋を凝らした華やかな飾り付けが施されています。
※戸畑祇園大山笠の「祇」のへんは「ネ」です。
問い合わせ:文化財保護課 ☎092-643-3875 ファクス092-643-3878