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福岡県だより2010年1月号(福岡県総務部県民情報広報課発行)
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県議会だより
平成21年9月定例会の概要
 9月定例会は、9月18日に招集され、10月13日まで26日間の会期で審議が行われました。
提出議案と審議内容
 今定例会には、当初、「平成21年度福岡県一般会計補正予算」などの予算議案3件、「福岡県暴力団排除条例の制定」などの条例議案13件、工事請負契約の締結に関する議案2件、その他の議案1件、合計19件の議案が提出されました。さらに、「平成20年度福岡県一般会計決算」などの決算議案20件が追加提出されました。
主な代表質問と答弁(要旨)
 主な代表質問と答弁の要旨は次のとおりです。
Q.国の補正予算見直しに対する対応は?
A.本県の補正予算は国の補正予算を活用し、雇用対策、地域経済の活性化、災害対策、福祉・子育て支援、環境対策などの喫緊の政策課題に取り組むために編成している。そのため、本県の補正予算に係るさまざまな事業が、国の補正予算凍結の対象とされ、事業の執行に支障があってはならないと考えており、この点の配慮を国に対し、強く求めていく。(知事)

Q.暴力団排除条例の効果は?
A.暴力団を社会から排除するため、資金源を断つための利益供与の禁止など全国に類を見ない条例案を提出した。この施行を機に、警察による一層強力な摘発・取り締まりを進め、公共事業をはじめとする県の事業から暴力団を徹底的に排除するとともに、警察との連携協力のもと、行政・事業者・地域住民が一体となって地域や社会経済活動から暴力団を排除する取り組みを拡大するなど県を挙げて、暴力団対策に全力を尽くす考えである。(知事・警察本部長)

Q.県職員・県警察職員の飲酒運転再発防止対策は?
A.職員から飲酒運転者を出さないという強い決意のもと、全所属における討議と申し合わせ事項の職場内掲示、家族への協力依頼など、職員の飲酒運転撲滅意識の徹底に取り組んでいる。また、アルコール依存症の兆候がある者を早期に把握し、保健指導や生活指導など職員の状況に応じた支援・指導の充実に取り組んでいく。(知事)
  「飲酒問題緊急対策プロジェクト」を立ち上げ、アルコール依存状態に陥っている職員の把握と改善に向けての支援・指導、人事管理の徹底を中心とした再発防止策を実施することとした。さらに、毎月25日を「飲酒運転撲滅の日」と定め、県警察を挙げて飲酒運転取り締まりを実施するなど、県民の負託にこたえていかなければならないと強く決意している。(警察本部長)
審議の結果
 提出された議案39件のうち、19件は、いずれも原案のとおり可決されました。20件の決算議案については、決算特別委員会に付託し、閉会中、継続審査されることとなりました。
  このほか、可決された意見書および採択された請願は次のとおりです。
〈可決された意見書〉
○地方自治の継続性を守るための予算執行を求める意見書
○災害対策の充実強化に関する意見書
○核兵器の廃絶と恒久平和を求める意見書
○地方分権改革推進計画策定と新たな分権法制定を求める意見書
○介護サービス事業所職員の処遇改善を求める意見書
○「後期高齢者医療制度」に関する意見書
〈採択された請願〉
○私立幼稚園に対する助成制度の拡充強化に関する請願〈可決された意見書〉
決算特別委員会の概要
 平成21年9月定例会において設置された決算特別委員会では、付託された「平成20年度福岡県一般会計決算」など20件の決算議案について、12月定例会までの閉会中に9日間の審査日程を設け、審査が行われました。

審査の概要
 審査に当たっては、税収確保、障害者福祉問題、中小企業対策、教育問題など県政全般にわたり活発な議論が交わされました。
審査の結果
 委員会最終日に採決が行われ、いずれの議案も原案のとおり認定されました。委員会での審査の経過および結果については、12月定例会の本会議において委員長から報告され、採決の結果、いずれの議案も委員長報告のとおり認定されました。
決算特別委員会審査風景

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