サステナブルな取り組みの農家と無農薬栽培した酒米「山田錦」で酒をつくる「宗像日本酒プロジェクト」に取り組んでいます。知事 なっており、県では新品種の開発を進めています。農業の大規模化は生産性・収益の向上につながるため、農地の面積拡大や法人化も重視しています。無農薬栽培などの付加価値を発信し、消費者に理解していただくことも大切ですね。清水 菜を約40ヘクタール作付けしています。県が開発した大豆の新品種「ふくよかまる」は実証段階から栽培していますが、茎が倒れにくく育てやすいです。また、小学生の農業体験にも関わり、子どもたちと大豆の収穫や田植え、稲刈りを一緒にやっています。一方、農家の減少や高齢化で周囲の協げ 力の大切さを痛感しており、私自身も地域に役立てるよう努めています。大区画化やスマート化も進めて効率の良い農業猛暑で米栽培はいっそう難しく就農20年で米、麦、大豆、露地野進を掲げ、大規模化やスマート農業を応援しています。若い皆さんが夢を持って参入できる「もうかる」農業に向けて、一緒に頑張りましょう。中野 道の駅むなかたは両政令市の中間に位置していて立地が良く、豊富な品揃えで、九州の道の駅では14年連続売り上No.1です。年18億円ほどを売り上げ、600人を超える出品者の所得向をしていきたいです。知事 当初から「ふくよかまる」を栽培いただき、ありがとうございます。県は農業のDX推上に貢献しています。旅行情報サイトの全国道の駅グランプリ2025で第2位となり、多くのお客さまに評価いただけたことが大変うれしいです。積極的な情報発信やイベント開催、地元食材を使ったプライベートブランド商品の開発、周辺の飲食店との連携も進めています。知事 人を引きつけ、楽しませる多角的な取り組みが長年の高評価につながっており、ご努力に敬意を表します。プライベートブランド商品では市場に出せない魚や野菜も活用され、サステナブルな素晴らしい取り組みです。地球温暖化が進行する中、今後も豊かな食を守るには地球環境も守っていく必要があり、これは県が進めるワンヘルスの考えにも通じます。引き続き皆さんと力を合わせて取り組みたいと思いますので、よろしくお願いします。※ぎすけ煮…小魚と大豆を揚げて甘辛く味付けした福岡県の郷土料理道の駅むなかた宗像陸上養殖株式会社市立 城山 中学校じょうざん宗像市江口 11720940-62-2715宗像市江口1414-10940-72-4506宗像市陵厳寺1-13-10940-36-1322 (市安全安心な学校づくり課)宗像の新鮮な魚介や農産物が豊富にそろう直売所は、九州の道の駅でトップの売り上げを誇る。2024 年には、花や工芸雑貨を扱う「higoro(ひごろ)」が東館にオープンするなど、施設がさらに充実。プライベートブランド商品の開発などフードロス対策にも取り組む。2023 年からサーモンの陸上養殖に取り組む。防疫管理を徹底することでワクチンや薬を使わず、季節や天候に左右されない生産体制を確立し、年中、最もおいしい状態のサーモンを供給する予定。2025 年中に初出荷し、西日本最大級となる年間 500 トンの供給を目指す。2024年1月に供用開始。高い耐震性や市内初の空調完備の体育館など、災害時の避難所防災機能を強化。体育館のトイレは、多様性に配慮し、柔軟な運用が可能な男女共用個室を整備。27宗像市のココが推し!
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