福岡県は花き産業の振興と
花あふれる豊かな県づくりを目指しています。
美しさを長く楽しめるクルクマ
ピンク、紫、淡い黄色といった多彩な色と、“涼しげ”、“華やか”など品種ごとに異なる雰囲気を持つクルクマ。西日本一の産地・糸島では、オリジナル品種を含め、45品種が年間約130万本生産されています。
「花びらのように見えるのは苞(ほう)と呼ばれる葉の一部。花はその下にこぢんまりと咲いているんですよ。苞と茎のバランス、色味など、品質にばらつきが出ないよう丁寧に選別し出荷している自信作です」と、生産者の一ノ宮さんは胸を張ります。
暑さに強く日持ちするため、花の種類の少ない夏から初秋にかけて、仏花やブライダル、アレンジメントに重宝されています。