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手足(てあし)口(ぐち)病(びょう)
1.手足(てあし)口(ぐち)病(びょう)とは
手足(てあし)口(ぐち)病(びょう)は、ウイルスの 感染(かんせん)によって おこる 人(ひと)から 人(ひと)に うつる 病気(びょうき)です。子(こ)どもを 中心(ちゅうしん)に、主(おも)に 夏(なつ)に はやります。
2.手足(てあし)口(ぐち)病(びょう)の症状(しょうじょう)
感染(かんせん)してから3から5日(いつか)後(ご)に、口(くち)の中(なか)、手(て)の ひら、足(あし)底(そこ)や 足(あし)背(せ)などに2から3mmの 水疱(すいほう)性(せい)発疹(はっしん)が 出(で)ます。発熱(はつねつ)は約(やく)3分(ぶん)の1に みられます。しかし、あまり高(たか)くならないことが ほとんどであり、高熱(こうねつ)が続(つづ)くことは ふつうは ありません。発病(はつびょう)者(しゃ)の ほとんどが、数日間(すうじつかん)のうちに 治(なお)る 病気(びょうき)です。
3.手足(てあし)口(ぐち)病(びょう)の感染(かんせん)予防(よぼう)
普通(ふつう)、 感染(かんせん)予防(よぼう)への そなえは、さわって 感染(かんせん)(病気(びょうき)が うつる)することを 予防(よぼう)するために 手洗(てあら)い しっかりとすることと、排泄(はいせつ)物(ぶつ)を正(ただ)しく 処理(しょり)することです。
特(とく)に、保育(ほいく)施設(しせつ)などの 赤(あか)ちゃんや小(ちい)さいこどもの 集団(しゅうだん)生活(せいかつ)では、感染(かんせん)を広(ひろ)げ ないために、職員(しょくいん)と こども達(たち)が、しっかりと 手洗(てあら)いすることが 大切(たいせつ)です。保育(ほいく)とは小(ちい)さい子(こ)どもを あずかることです。特(とく)に おむつを 取(と)りか える時(とき)には、排泄(はいせつ)物(ぶつ)を正(ただ)しく 処理(しょり)します。手洗(てあら)いを 確実(かくじつ)にして ください。
手洗(てあら)いは 流水(りゅうすい)と 石(せっ)けんで十分(じゅうぶん)に 行(おこな)って ください。また、タオルの 共用(きょうよう)はしてはいけません。
手足(てあし)口(ぐち)病(びょう)は、治(なお)った後(あと)も どちらかといえば長(なが)い 期間(きかん)便(べん)の中(なか)に ウイルスが 排泄(はいせつ)されますし、また、感染(かんせん)しても 発病(はつびょう)しないままウイルスを 排泄(はいせつ)しているときも あると 考(かんが)えられるので、いつもからの しっかりとした 手洗(てあら)いが 大切(たいせつ)です。