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PM2.5
1.PM2.5とは
PM2.5は、大気(たいき)中(ちゅう)に 浮遊(ふゆう)している 直径(ちょっけい)2.5μ(まいくろ)m(1μm(マイクロメートル)=1mmの1000分(ぶん)の1)以下(いか)の とても小(ちい)さな 粒子(りゅうし)です。PM とは「Particulate Matter(粒子(りゅうし)状(じょう)物質(ぶっしつ))」の 頭文字(かしらもじ)を とったものです。そして、工場(こうじょう)や 自動車(じどうしゃ)、船舶(せんぱく)、飛行機(ひこうき)などから 排出(はいしゅつ)された ばい煙(えん)や 粉(ふん)じん、硫黄(いおう)酸化(さんか)物(ぶつ)(SOx)などの 空気(くうき)の 汚(よご)れの 原因(げんいん)と なる 粒子(りゅうし)状(じょう)の 物質(ぶっしつ)のことです。
PM2.5は、粒子(りゅうし)の大(おお)きさが とても小(ちい)さ いため、肺(はい)の 奥深(おくふか)くにまで入(はい)り 込(こ)みやすく、ぜんそくや 気管支炎(きかんしえん)などの 呼吸(こきゅう)器(き)系(けい)疾患 (しっかん)や循環器(じゅんかんき)系(けい)疾患(しっかん)などの 危険(きけん)を 上昇(じょうしょう)(あがる)させると 考(かんが)えられます。特(とく)に 呼吸(こきゅう)器(き)系(けい)や循環器(じゅんかんき)系(けい)の 病気(びょうき)を もつ 人(ひと)、年(とし)を とった 人(ひと)や子(こ)どもなどは 影響(えいきょう)を 受(う)けやすいと 考(かんが)えられます。だから、注意(ちゅうい)して ください。
2.どんなときに 注意(ちゅうい)が 必要(ひつよう)?
日本(にっぽん)の中(なか)の PM2.5の 濃(こ)さは、これまで とりくんでいる 工場(こうじょう)・事業(じぎょう)場(じょう)などの ばい煙(えん)発生(はっせい)施設(しせつ)の 規制(きせい)や、自動車(じどうしゃ)排出(はいしゅつ)ガス 規制(きせい)などによって 年間(ねんかん)の 平均(へいきん)的(てき)な 濃(こ)さは 減少(げんしょう)傾向(けいこう)に あります。ただし、PM2.5の 濃(こ)さは 季節(きせつ)による 変化(へんか)が あり、毎年(まいとし)、3月(がつ)から5月(がつ)にかけて 濃(こ)さが 上(あ)がる 傾向(けいこう)が みられます。また、地域(ちいき)によっても 差(さ)が あります。
福岡(ふくおか)県(けん)の中(なか)の PM2.5の速報値(そくほうち)は こちら(日本(にっぽん)語(ご)のみ)
3.注意(ちゅうい)させることが 行(おこな)われたときは?
各(かく)役所(やくしょ) 注意(ちゅうい)させることが 行(おこな)われたら、次(つぎ)のような 対応(たいおう)を 行(おこな)って ください。特(とく)に 幼児(ようじ)や 年(とし)を とった 人(ひと)、呼吸(こきゅう)器(き)系(けい)や循環器(じゅんかんき)系(けい)の 病気(びょうき)の ある 人(ひと)は、体(からだ)の 調子(ちょうし)に 応(おう)じて、より 注意深(ちゅういぶか)く 行動(こうどう)して ください。
・建物(たてもの)の外(そと)に いるとき
PM2.5を たくさん吸(す)い 込(こ)ま ないよう、長(なが)い 時間(じかん)の 強(つよ)い 運動(うんどう)を 減(へ)らす
マスクを 着(つ)ける
・建物(たてもの)の中(なか)にいるとき
不(ふ)必要(ひつよう)な 外出(がいしゅつ)は できるだけ 控(さしひか)える
空気(くうき)の 出(だ)し入(い)れや 窓(まど)の 開(あ)けたり・閉(し)めたりを 少(すく)なくする