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福岡(ふくおか)コロナ(ころな)警報(けいほう)を 出(だ)すことについて(1月(がつ)20日(にち)(木(もく)曜(よう)日(び)) 発(はっ)表(ぴょう))
1月20日(木曜日)に、 「福岡コロナ警報」(※1)を 出すことを 決めました。
(※1)福岡コロナ警報 : コロナウイルスの 病気が 広まってきたとき(病院の ベッドを使っている 割合が 15%以上など)に 県民・会社の みなさんへ コロナウイルスの 病気が 広まらないように 協力を お願いする 福岡県だけの 基準。
2022年に なってから コロナウイルスの 病気が 広まり続けています。 1月19日(水曜日)には、 新しく コロナウイルスの 病気に なった人の 数が、 これまでで 一番多い 2,208人でした。 コロナウイルスの 病気は、 これまでに 経験したことない 速さ(2週間で およそ80倍)で 福岡県全体に 広まっています。
ここ最近の 1週間では、 コロナウイルスの 病気に なった人の 55%が 10代と 20代となっています。 コロナウイルスの 病気が 広まり続けると、 重い病気に なりやすい 高齢者などに コロナウイルスの 病気が 広まったり、 医療の 負担が 大きくなったり するかもしれません。 1月19日(水曜日)の 入院した人の 数は、 1週間前の およそ2.3倍(95人→214人)に 増えています。
1月19日(水曜日)の コロナウイルスの 病気の 広まりなどを 「福岡コロナ警報」の 基準で 確認すると、 次のとおりです。
- 最近 7日間で 新しく コロナウイルスの 病気に なった人の 平均の人数(7日移動平均)が およそ3週間 増えている 傾向にある。
- 病院の ベッドを 使っている人の 割合が 13.6%
- コロナウイルスの 病気の ほとんどが オミクロン株(コロナウイルスの 病気の 新しい 種類)であり、 ブレークスルー感染(2回目の 新型コロナワクチン接種を 受けてから 2週間より後に、 コロナウイルスの 病気に かかること)も 目立っている。
1月21日(金曜日)には、 病院の ベッドを 使っている 割合が、 「福岡コロナ警報」を 出す 15%を 超えることが 考えられます。
このため、 専門の人の 意見を 聞いたり 市町村と 話し合いをしたりして、本日、 「福岡コロナ警報」を 出すことにしました。 福岡県の 隣にある 佐賀県や 大分県と 一緒に 国へ 「まん延防止等重点措置」(※2)を 出すことを お願いします。
「まん延防止等重点措置」を 出すまで、 短い 期間になると 思われます。このため、 県民、会社の みなさんが 混乱しないように、 今回、 福岡県から 「まん延防止等重点措置」と 同じくらいの 協力を お願いすることに しました。
(※2)まん延防止等重点措置 : 緊急事態宣言(みなさんの 生活が 危ないときに 出る 大切な お知らせ)が 出ないように するために、 市や 町ごとに お願いすること。
協力を お願いするのは、 1月24日(月曜日)から 2月20日(日曜日)までです。協力を お願いする地域は、福岡県の すべての 地域とします。
【県民の みなさまへの お願い】
ワクチンを 打っている人も ワクチンを 打っていない人も、 外に 出るときは、 マスクを 着けてください。 外に 出かけたときは、手洗、 消毒、 検温 (熱が 出ていないか 確認すること)を 行い、 コロナウイルスの 病気を 広めないための 基本的な 対策を しっかり 行ってください。 また、 出かけた 場所で どのくらい コロナウイルスの 病気が 広がっているのかを 確認し、 利用する 施設での コロナウイルスの 病気を 広めないための 対策を しっかりと 確認してください。 人が 多く集まる場所や コロナウイルスの 病気に かかかりそうな場所には 行かないように してください。 特に、 熱が 出ているときは でかけないで、 病院で 検査を 受けてください。
必要がないときは、 他の県への 移動は しないでください (特に、 緊急事態措置(※3)や まん延防止等重点措置が 出ている地域)。どうしても 移動が 必要な 場合は、 PCRなどの 検査を受けて、 コロナウイルスの 病気に かかっていないことを 確認してください。
(※3)緊急事態措置 : 緊急事態宣言が 出たときに、 都道府県ごとに お願いすること。
外で 食事をするときは、感染防止認証店(※4)など 業種 (仕事の種類) ごとの 感染防止の ガイドラインを しっかり 守っているお店を 選んでください。 コロナウイルスの 病気を 広めないための 対策を しっかりしていない お店には 行かないでください。 また、 お願いしている 営業時間 (お店を開けていい時間) をすぎたら、 お店には いかないでください。
ひとつのテーブルで 食事をする 人数は 4人までに してください。 長い時間、 人と 食事をすると、 気分の 高まりや 注意力が 下がること によって、 話し声が 大きくなりやすいです。 人との食事は、 2時間までで 終わるように してください。 話をするときは、 マスクをつけて、 大きな声を 出さないように してください。 (自分の家や 友達の家などで 食事をする ときも 同じです。)
(※4)感染防止認証店 : 新型コロナウイルスの 病気を 広めないための 取組をしていると、 福岡県が 認めた お店
飲食店と そのお店を 利用する人は、 「感染リスクを 避ける 飲食店の 利用について」を しっかり 守ってください。
カラオケで 歌うときは、 マスクを 着けて、 歌う人と 2メートルより広く、 間を 開けてください。 座るときも 1メートルより 広く 間を 開けてください。 マイクなどは、 歌う人が かわるたびに 消毒してください。
コロナウイルスの 病気に かかりやすい場所にいる などの理由で、コロナウイルスの 病気に かかっている かもしれないと 不安を 感じている 無症状の人 (熱や咳などが 出ていない 人)については、 福岡県内の 218か所で 行われている、 無料の PCR検査を 受けてください。 ワクチンの 接種を している人も、 ワクチンの 接種を していない人も 検査を 受けることが できます。
【飲食店の みなさんへの お願い】
お店を 開ける 時間を 短くしてください。 「感染防止認証店」の お店は、 「お店を 開ける 時間を 5時から 21時まで」、 「お客さんに お酒を 出すのは 11時から」、 「お客さんからの お酒の 注文を 受けるのは 20時30分まで」に してください。 ただし、「お店を 開ける 時間を 5時から 20時まで」にして、 「お客さんに お酒を 出さない」こともできます。 福岡県が お店に 渡した 「感染防止認証店マーク」を、 お客さんから 見える 場所に 貼ってください。
「感染防止認証店」でない お店は、 「お店を 開ける 時間を 5時から 20時まで」にして、 「お客さんに お酒を 出さない」でください。
お客さんが、 お店の取組を 知ることが できるように、 お酒を 出す お店か、 お酒を 出さない お店かを 書いたものを、 お店の 外に 貼ってください。
お客さんが グループで 来たときは、 同じテーブルに 案内するのは 4人までにしてください。 ただし、 「感染防止認証店」で、 「ワクチン・検査パッケージ制度登録店」(※5)の お店は、 お客さん全員が PCR検査を 受けて 陰性だった場合は、 同じテーブルに 5人以上 案内することが できます。
(※5)ワクチン・検査パッケージ制度登録店 : お客さんのPCR検査の 結果が 陰性で あることを 確認することで、制限が 少なくなる お店。
お店を 開ける 時間を 短くする お願いに 協力してくれた お店は お金を もらえます。
・ お店を 開ける 時間を 21時までにした お店は、 売上の 金額ごとに 1日につき 25,000円から 75,000円まで もらえます。
・ お店を 開ける 時間を 20時までにした お店は、 売上の 金額ごとに 1日につき 30,000円から100,000円まで もらえます。
今までに 県から お金を もらったことがある お店は お金の 一部を 先に もらえます。 お店を 開ける 時間を 21時までにした お店は、 475,000円を もらえます。 お店を 開ける 時間を 20時までにした お店は、 570,000円を もらえます。
【会社への お願い】
会社の みなさまには、 テレワーク、 会社に 行く人を 減らす、 違う時間に 会社に行く、 自転車で 会社に行くなど 人との 接触を 減らす 取組みを できる限り 進めてください。 休憩室(休むところ)、 更衣室(着替えるところ)、 喫煙室(たばこを 吸うところ)などの 場所が 替わるときに 注意し、 感染を 防ぐための 対策を しっかりと行ってください。また、 働く人に、 会社の 中でも 外でも 感染を防ぐ 対策を 確実に 行うよう 呼び掛けてください。
ものを はこぶ サービスや 銀行、 インフラ(ガスや水道など)の 会社、 ごみ処理関係などの 会社の みなさまは 国民の 生活や 経済を 安定して 確保するために、 とても 大切な 役割を しています。オミクロン株は 感染しやすいため、 感染を防ぐ 対策を お願いします。
【おわりに】
福岡県に 住む みなさま、 会社の みなさまには、 もう一度 ご負担を かけることとなり、 とても 心苦しいですが、 ご理解と ご協力を よろしく お願いします。 私たち自身が いつもの 生活の 中で、 慎重に 注意して 行動し、 お互いに 気を付けながら 基本的な コロナウイルスの 病気を 広めないための 対策を しっかり 行いましょう。 お互いを 守るということを 考えながら 行動し、 力を 合わせて、 これ以上 コロナウイルスの 病気を 広めないように しましょう。