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8月15日の「戦没者を追悼し、平和を祈念する日」にあたり、福岡県戦没者追悼式を開催しました。
式典では、戦没者遺族など約200人の方々が参列され、正午に合わせて全員で黙とうを捧げ、平和を祈念するとともに、参列者全員が戦没者の方々に菊花を手向けられました。ご遺族を代表して、福澤輝子さん(北九州市戸畑区)が追悼の言葉を述べられ、平和への願いを込めた千羽鶴や追悼のメッセージが県内の児童・生徒から多数寄せられました。
※今年は戦後75年目という節目の年にあたりますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止に万全を期すため、規模を縮小して開催しました。
遺族代表 福澤さんが、戦死された父への思いに触れるとともに、「戦争を知らない国民が八割以上を占めている中、戦争体験者も一人ずつ減少していく今日ですが、孫世代の組織もできつつ、私たち高齢化した遺児も組織を充実させる事に力を注いでまいります」と誓いの言葉を述べられました。
(写真)追悼の言葉を捧げる福澤さん
小川知事は、「戦後75年が経過し、戦争を知らない世代が増えています。戦争の悲惨さ、平和の尊さを次の世代にしっかり継承し、今まで以上に安心して心豊かに暮らすことができる福岡県にしていきます」と、誓いの言葉を述べました。
(写真)式辞を述べる知事
吉松 源昭福岡県議会議長は、「戦争の悲惨さと平和の尊さをしっかりと後世に受け継ぎ、すべての県民が真に豊かであるように不断の努力を重ねて参ります」と、誓いの言葉を述べました。
(写真)追悼の言葉を捧げる吉松議長
(写真)参列者の方々による献花の様子
【次世代への継承の取組み】
(写真)県内の児童・生徒による平和の願いを込めた多くの千羽鶴
・千羽鶴をご寄贈いただいた皆さま
福岡市立小学校(当仁小、南当仁小、原西小、愛宕浜小)、北九州市立新道寺小学校、糸島市立南風小学校、福岡市立中学校(住吉中、春吉中、梅林中、片江中、壱岐丘中)、北九州市立中学校(大谷中、洞北中)の児童・生徒および放課後等デイサービスあおくまのロケット
・追悼メッセージをご提供いただいた皆さま
福岡市立小学校(当仁小、南当仁小)、北九州市立新道寺小学校、福岡市立中学校(住吉中、壱岐丘中)、北九州市立大谷中学校、久留米大学附設高等学校の児童・生徒