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平成29年7月の九州北部豪雨以降、5年連続で発生した豪雨災害の経験を踏まえ、複数自治体が被災したことを想定し、5月29日篠栗町と須恵町の2会場で「福岡県総合防災訓練」を実施しました。訓練には県、地元自治体および消防本部、消防団、警察、自衛隊、地域住民など約1100人が参加しました。
大規模災害発生時の対応訓練として、ヘリコプターやバイクによる情報収集訓練、ドローンや災害救助犬による要救助者の捜索、孤立地区や倒壊した家屋からの救出訓練などを実施しました。さらに、住民参加型訓練として、自助・共助の観点から、避難に関する要支援者の避難訓練や、避難所におけるペット帯同者の受け入れ、新型コロナウイルス感染症対策、初期消火などを実施しました。
総括訓練本部長の服部知事は、「いよいよ梅雨、そして台風のシーズンとなります。県では、今回の訓練の成果を踏まえ、今後とも、県民の皆さまが安全で安心して暮らせるよう、防災対策に万全を期してまいります」と述べました。
(写真)倒壊家屋、座屈ビル、埋没車両からの救出訓練の様子
(写真)総括訓練本部長(服部知事)による講評