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10月4日、「ワンヘルスフェスティバル2020」を筑後市で開催しました。
人と動物の共通感染症や薬剤耐性などの分野横断的な課題に対し、人と動物の健康を一つと捉え、人、動物、環境の関係者が連携してその解決に向けて取り組む考え方を「ワンヘルス」といい、国際的に提唱されています。
フェスティバルでは、WEB配信による日本獣医師会顧問の酒井健夫(さかいたけお)氏や東京都立大学名誉教授の星旦二(ほしたんじ)氏による講演などが行われました。
小川知事は、ワンヘルスの理念を実践していくためには、医療、獣医療、双方の研究の交流および人材育成の拠点の整備が必要であり、その拠点となる「アジア防疫センター」の九州への設置を国に要望していると述べるとともに、フェスティバルを契機として、「多くの県民の皆さまには、ワンヘルスの理念についての理解を深めていただきたい」とあいさつしました。
(写真)あいさつする知事
(写真)あいさつする横倉義武 公益社団法人日本医師会名誉会長
(写真)あいさつする藏内勇夫 公益社団法人日本獣医師会会長
(写真)会場の様子