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10月22日、福岡市で第30回日韓海峡沿岸県市道交流知事会議が開催されました。
第30回の節目となる今回は、3年ぶりに日韓海峡沿岸の8自治体(※)の知事および市長等が一堂に会し、グリーン成長戦略について、それぞれの取り組みを紹介しました。
知事は、開催県として、「3年ぶりの対面開催となるこの会議が、日韓両国の先人たちが紡いできた友好の糸を未来につなぎ、一層強固な絆を編み上げていく契機となることを望みます」とあいさつしました。
また、本県の取り組みについて、「人の健康」「動物の健康」「環境の健全性」の3つをひとつのものとして捉え、一体的に守っていく「ワンヘルス」の観点からも地球温暖化対策は重要な課題であり、2050年度のカーボンニュートラルの達成に向け、2030年度の温室効果ガス排出量を2013年度比で46パーセント削減する目標を掲げている。今後も、水素や洋上風力発電など、脱炭素に資する産業の振興に取り組み、経済と環境の好循環を作る「グリーン成長」を推進していくと発表しました。
知事会議終了後には、共同声明文を発表し、「今後も揺るぎない友好協力関係の中で、お互いに発展していけるよう、地域間交流をさらに積極的に推進する」との認識を共有しました。
※日本側:福岡県、佐賀県、長崎県、山口県
韓国側:釜山広域市、全羅南道、慶尚南道、済州特別自治道
(写真)会議の様子
(写真)日韓海峡沿岸の8自治体の知事および市長の皆さんと