本文
2月15日、全国知事会の「新型コロナウイルス緊急対策本部」(ウェブ会議)が開催され、服部知事が参加しました。
会議には、45道府県が参加し、新型コロナウイルス感染症に対する国の動向などを踏まえ、国への緊急提言などについて意見交換を行いました。
服部知事は、提言の内容に関し、以下の5点について、国に強く求めるよう発言しました。
1.オミクロン株を踏まえた感染対策について
オミクロン株など新たな変異株による、感染の実態に即して実効ある対策が打てるように、科学的な知見を踏まえ、基本的対処方針を機動的に見直すこと。
2.ワクチン接種について
都道府県に対し安定的にワクチンを配分するとともに、交互接種における効果や安全性について、国民に対し具体的かつ分かりやすい情報を積極的に周知・啓発すること。
3.経口薬について
治療薬の速やかな製造販売承認を行うことで、治療の選択肢の拡大を進めるとともに、経口薬の薬局間での譲渡を可能とすること。
4.検査キットの確保について
検査キットの需要が急増し、全国的に供給不足が生じており、国において検査キットの確保や安定供給に向けた対策を早急に講じること。
5.財政措置について
感染症対策として配分された臨時交付金を時短要請に伴う協力金に使い切ってしまう状況となるため、早急に財政措置を行うこと。
(写真)ウェブ会議で発言する知事
(写真)ウェブ会議の様子