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1月28日、全国知事会の「新型コロナウイルス緊急対策本部」(ウェブ会議)が開催され、服部知事が参加しました。
会議には、46都道府県が参加し、全国的な新型コロナウイルス感染症の感染急拡大を踏まえ、国への緊急提言などについて意見交換を行いました。
服部知事は、提言の内容に関し、以下の5点について、国に強く求める必要があると発言しました。
1.ワンボイスでの発信について
感染防止に必要な対策については、国、地方、専門家等の関係者が、ワンボイスで国民に発信すること。
2.濃厚接触者の取り扱いについて
子どもも含めた濃厚接触者の待機期間の取り扱いについて、科学的なエビデンスに基づき早期に見直しを行うこと。
3.検査試薬及び検査キットについて
国において、PCR検査の試薬はもとより、抗原検査キットの確保に努めること。
4.ワクチン接種について
市町村の接種スピードを停滞させず、かつ、都道府県が計画的に接種できるよう、別枠で都道府県にワクチンを配分すること。また、交互接種における効果や安全性について、知見のある国が、具体的且つ分かりやすい情報を積極的に周知・啓発すること。
5.財政措置について
協力金など感染拡大により義務的に支出せざるを得ない経費は、地方負担がないよう確実に別枠で財政措置を行うこと。
(写真)ウェブ会議で発言する知事
(写真)ウェブ会議の様子