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9月28日、九州大学発スタートアップの(株)フェリクスが、国内大手ベンチャーキャピタルを引受先とする第三者割当増資により資金調達を実施したことを報告するため、服部知事を訪問されました。
(株)フェリクスは、近年研究開発が活発に行われている細胞死である「フェロトーシス」に有効な化合物を発見することのできる独自のプラットフォーム技術を有しており、この技術を活用した医薬品の研究開発を実施しています。今回、三菱UFJキャピタル(株)、(株)慶応イノベーション・イニシアティブ、(株)FFGベンチャービジネスパートナーズを引受先とする第三者割当増資を実施し、総額3億円の資金調達を行いました。
知事はお祝いの言葉を述べるとともに、「今回の資金調達を契機に大きく発展されようとしていることに、非常に大きな期待を持つとともに、本当にうれしく思っています。社会的意義の大きい希少疾病医薬品(オーファンドラッグ)の開発に成功いただき、福岡バイオバレープロジェクトのリーディング企業として、大きく成長されていくことを期待しています」とあいさつしました。
※福岡バイオバレープロジェクト
福岡県と久留米市の連携のもと、産学官で構成する「福岡バイオコミュニティ推進会議(事務局:(株)久留米リサーチ・パーク)」を核に、久留米地域を中心としたバイオ関連企業や研究機関の集積を目指すプロジェクト。
(写真)あいさつする知事
(写真)(株)フェリクスから説明を受ける知事
(写真左から)大西晋嗣九州大学副理事、知事、國信健一郎(株)フェリクス代表取締役CEO、山田健一(株)フェリクス取締役CSO
※写真撮影のため、マスクを外しています