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7月28日、FCトラック輸送実証に係る出発式を開催しました。
FCトラックは、水素を燃料とし、CO2を排出せず、航続距離、燃料供給時間に優れたトラックです。
本実証は、トヨタ自動車から市販化前のFCトラックを1台借り受け、県内の運送事業者が、パンや弁当等のチルド製品や日用品、建材等の雑貨を5か月間運搬し、CO2の削減量や燃費のデータを取得するとともに、水素ステーションを活用した利便性の高い輸送ルートや振動・騒音等の運転時の快適性について検証を行います。
FCトラックを試乗した知事は、「振動、騒音が少なく、運転手の方々にとって、体への負担が少ないため、労働環境の改善につながると思われます。燃料の充填時間も短く、これからの運送業界の発展にとって、大いなる進歩につながると思います」と述べました。
本実証で得られたデータは、トヨタ自動車やトラック協会の会員の運送事業者と共有し、今後のFCトラックの開発、市販化を後押ししていきます。
(写真)テープカットを行う知事、秋田章二福岡県議会議長ほか関係者の皆さん
(写真)トラックラッピングデザインコンテスト福岡県知事賞を受賞した鶴友菜さんと
(写真)トラックラッピングデザインコンテスト福岡県トラック協会会長賞を受賞した大坪結さんと