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12月22日、九州大学発バイオベンチャーの(株)サイフューズが、12月1日付で東京証券取引所グロース市場に上場したことを報告するため、服部知事を訪問されました。
(株)サイフューズは、立体的な組織・臓器を作製できる独自のバイオ3Dプリンタを用いて、末梢神経・骨軟骨・血管再生のための再生医療等製品を開発しており、令和2年11月には医師主導治験(患者を対象とした臨床試験)を開始するなど、再生医療等製品の実用化に向けた開発を進めています。
知事はお祝いの言葉を述べるとともに、「福岡バイオバレープロジェクト(※)で支援する柱のひとつとして「再生医療」を位置づけており、再生医療等製品を開発する御社の上場と、それに伴う資金調達の成功を非常にうれしく思っています。御社の技術は新しい治療法の開発につながる可能性がある素晴らしい技術であり、今後のグローバルな事業展開に期待しております」とあいさつしました。
※福岡県と久留米市の連携のもと、産学官で構成する「福岡バイオコミュニティ推進会議」を核に、久留米地域を中心としたバイオ関連企業や研究機関の集積を目指すプロジェクト
(写真左から)森大介(株)ドーガン代表取締役、知事、秋枝静香(株)サイフューズ代表取締役、三條真弘(株)サイフューズ取締役CFO
※写真撮影のため、マスクを外しています
(写真)あいさつする知事
(写真)(株)サイフューズから説明を受ける知事