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7月8日、第38回新型コロナウイルス感染症対策本部会議(本部長:服部知事)を開催しました。
会議では、県内の新型コロナウイルス感染症の状況を報告するとともに、まん延防止等重点措置の解除と今後の対応について、以下のとおり協議しました。
・まん延防止等重点措置の解除と今後の対応について
政府対策本部は、本県を含む5道府県について、7月11日をもってまん延防止等重点措置を実施すべき区域から解除することを決定しました。
しかし、デルタ株など新たな変異株の影響や、本県との往来が多い東京や大阪における感染拡大傾向などを注視する必要があることから、専門家や市町村の意見を踏まえ、以下の措置を徹底することにより、リバウンドの防止を図ってまいります。
(要請の主なもの)
〇県民への要請
1.外出等
(1) 外出にあたっては、目的地の感染状況、利用する施設の感染防止対策をよく確認して、混雑していない時間と場所を選ぶこと。
特に発熱等の症状がある場合は、外出や移動を避けること。
(2) 帰省や旅行など、県境をまたぐ移動は、「三つの密」の回避を含め、基本的な感染防止対策を徹底するとともに、特に緊急事態措置区域やまん延防止等重点措置区域の都道府県との不要不急の移動は、極力控えること。
2. 飲食
(1) 感染対策が徹底されていない飲食店の利用を控えること。
(2) 人数にかかわらず感染対策が十分でない場合は、感染リスクが高くなる。特に大人数での会食は、大声になり飛沫が飛びやすくなることから、別添1「感染リスクを避ける飲食店等の利用について」を遵守し、感染対策が十分でない場合は、会食を控えること。
(3) 長時間の会食は、気分の高揚、注意力の低下により大声になりやすいため、控えること。
(4) 会話の際は、マスクを着用し、大声を出さないこと。(個人宅等での会食を伴う集まりも含む)
(5) 屋外であっても、人との距離の確保、会話の際のマスク着用、大声での会話は控えることなどを徹底すること。
3. カラオケ設備の利用
(1) 歌唱の際はマスクを着用し、人との距離を2m以上確保すること。
(2) マイク等は、利用する者が変わる都度消毒を行うこと。
(3) 座席の間隔を1m以上確保し、正面の着座は避けること。
4. 基本的な事項
(1) 三つの密の回避やマスクの着用、手洗いなどの手指衛生等の基本的な感染防止対策を徹底すること。
(2) 30代以下の若年層の感染割合は過半数を占めており、重症化する事例もあるため、感染リスクが高い行動は控えること。
(3) 電車・バス・タクシー等の公共交通機関の利用においては、常にマスクを着用し、大声での会話を控えること。
〇飲食店等への要請
1. 飲食店等
(1) 別添1「感染リスクを避ける飲食店等の利用について」を遵守し、感染防止対策を徹底すること。
(2) 利用客に、会話の際はマスク着用や大声での会話を控えるよう促すこと。
(3) 県の認証制度に協力し「感染防止認証マーク」の取得に努めること。
2. カラオケ設備の利用店
(1) マイクやリモコン等は、利用する者が変わる都度、必要に応じて消毒を行うこと。カラオケボックス等においては、各部屋に消毒設備を設置すること。
(2) 飲食を主として業としている店舗(スナック、カラオケ喫茶等)においては、不特定多数の者が一同に会してカラオケ設備を利用することから、特に換気や人との距離の確保を徹底すること。
※その他、要請の詳細は以下の「資料2」参照
服部本部長は、4月20日の県単独措置から緊急事態措置、まん延防止等重点措置に協力いただいた県民の皆さまおよび事業者の皆さまへの感謝の気持ちを表すとともに、本部員に対し、夏休み、お盆といった、人の移動が活発になる時期になることから、気を引き締めて取り組んでいくよう指示しました。
(写真)指示を出す服部本部長
(写真)対策本部会議の様子
資料1 県内の新型コロナウイルス感染症の状況について [PDFファイル/2.62MB]
資料2 まん延防止等重点措置の解除と今後の対応について [PDFファイル/415KB]
資料2 別添1 感染リスクを避ける飲食店等の利用について、別添2 催物の開催制限等について [PDFファイル/4.36MB]
資料3 新型コロナウイルス感染症への対応状況について [PDFファイル/2.4MB]