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4月22日、第31回新型コロナウイルス感染症対策本部会議(本部長:服部知事)を開催しました。
会議では、県内の新型コロナウイルス感染症の状況を報告するとともに、今後の県の対応について、以下のとおり協議しました。
・ 県内の新型コロナウイルス感染症の感染状況について
新規陽性者数は、4月14日以降、9日連続で100人を上回っており、昨日21日は約3か月ぶりに200人を超え、本日は268人となるなど、高い水準で推移している。
また、従来株よりも感染しやすい可能性が指摘されている変異株の陽性者の増加が続いている。さらに、感染経路不明者の割合も5割を超えており、市中感染の状況にあると言わざるを得ない。
新規陽性者の発生動向を地域別に見ると、このところ久留米市での増加が顕著であり、直近1週間の合計は、その前の週の合計の4倍(34人→137人)に、人口10万人当たりでは、11.2人から45.3人に増加し、国の分科会が示すステージ判断指標のステージ4(25人以上)の基準を上回っている。
また、久留米市の新規陽性者の感染経路(不明分も含む)を見ると、3月は1%だった会食によるものが、4月は29%と大幅に増え、家族感染を除くと最も多くなっている。
・ 新型コロナウイルス感染症への対応について
これらの状況を踏まえ、特措法第24条第9項に基づき、久留米市内の飲食店等を対象とした営業時間の短縮を要請。
期間:令和3年4月25日(日曜日)0時から5月19日(水曜日)24時まで
対象:久留米市内の飲食店等
内容:営業時間を5時から21時までの間とすること
(酒類については、提供時間を11時からとし、オーダーストップは20時30分まで)
※その他、要請の詳細は以下の「資料2」参照
服部本部長は、県民の皆さま、事業者の皆さまに対し引き続き要請への協力をお願いし、在宅勤務などを推進するとともに、県内の感染拡大の防止、医療提供体制の確保・強化に取り組む決意を述べました。また、本部員に対して、一層、気を引き締めてコロナ対応にあたるよう指示しました。
(写真)指示を出す服部本部長
(写真)対策本部会議の様子
資料1 県内の新型コロナウイルス感染症の状況について [PDFファイル/642KB]
資料2 新型コロナウイルス感染症への今後の対応について [PDFファイル/1.8MB]