本文
11月14日、「ワンヘルスフェスティバル2021」を筑後市で開催しました。
ワンヘルスとは、「人と動物の健康、環境の健全性はひとつ」と捉え、人と動物の共通の感染症などについて一体的に対策を行う考え方で、国連が掲げるSDGsの目標の多くに関わっています。
フェスティバルでは、ワンヘルスをテーマとするトークショーとして、日本獣医師会会長の藏内勇夫氏が登壇されたほか、セラピードッグとのお散歩体験や地産地消メニューの販売などが行われました。
服部知事は、「『福岡県ワンヘルス推進基本条例』に基づき、全国のモデルとなるような県の行動計画を今年度中に策定します。また、人の健康や環境の保全に関する機能を有する県保健環境研究所を建て替えるとともに、家畜だけではなく、愛玩動物や野生動物を含めた全ての動物を一元的に担う動物保健衛生所を新たに整備します。そして、これらの施設の連携を図り、『福岡県ワンヘルスセンター』として立ち上げたい」と述べました。
最後に、「ぜひ、ワンヘルスというものを自分たちの身近な問題であると捉えていただき、これからの取り組みの輪に加わっていただければと思っています」とあいさつしました。
(写真)あいさつする知事
(写真)あいさつする公益社団法人日本医師会名誉会長の横倉義武氏
(写真)あいさつする公益社団法人日本獣医師会会長の藏内勇夫氏
(写真)開会式の様子
(写真)会場の様子