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知事臨時記者会見 令和2年12月10日(木曜日)

更新日:2020年12月10日更新 印刷

知事臨時記者会見 令和2年12月10日(木曜日)

この会見録は発言をそのままではなく、文章とする際読みやすいように整理したものです。

この知事記者会見録の模様は、  ふくおかインターネットテレビ  動画配信しています。

1 発表事項

 (1)新型コロナウイルス感染症の感染状況に関する注意喚起

  (福岡県新型コロナウイルス感染症対策本部(事務局:がん感染症疾病対策課))

(知事)私の方からは、最近の動向をふまえて少しお話をさせていただきたいと思っております。県民の皆さん、事業者の皆さんのご理解とご協力によりまして、感染が拡大している他の地域と比べまして、福岡県の感染の状況、また、病床の稼働率というのは、低い水準で推移をしているわけです。県民の皆さん、事業者の皆さん、そして医療従事者、社会のいろんな分野で支えていただいている多くの関係の皆さんの御尽力に改めて感謝し、お礼を申し上げます。しかしながら、最近の感染状況を見ていきますと、2桁の後半の数字も出てきているところです。また、毎日、いくつかのクラスターが発生している状況にもあるわけです。今が非常に大事な時期です。何をいっても大事なことは、医療提供体制がしっかり維持確保される、適切な医療サービスが提供され続ける、これが一番大事なことです。そういう観点からいくつか述べたいと思います。最近、クラスターが発生しています。このクラスターは場所が特定されているので、そこの施設内で封じ込めを図りたい。これが第一です。それから、高齢者、障がい者といった重症化のリスクの高い方々が入所される施設でクラスターが発生しているわけですから、今後のクラスターの発生を防止するために、今議会で早期議決をしていただきました高齢者や障がい者が入所されている施設の職員のPCR検査については、今、事業の実施の準備を急いでいるところでして、事業が始まったら、すみやかにこのPCR検査を受けていただきたい。それにより、クラスターの発生しやすい施設は予防に努めていただきたいというのが第一のお願いです。

それから、医療機関、なかなか大変なところがたくさん出てきているようですが、本県の今の段階では、医療提供体制は十分確保できている状況です。しかし、病床稼働率がコロナ警報でいう25%を超えたということもございますので、これからの感染状況等の事態の推移を強い警戒感を持ってみていきたいと思っているところです。

今が非常に大事な時期ですので、県民の皆さん、事業者の皆さんには、年末年始を控えて改めてお願い申し上げたいことがございます。

まず、県民の皆さんへのお願いです。混雑する時期や場所を避けていただきたい。それから、初詣は時期をずらして、混雑を避ける工夫をそれぞれしていただきたい。それから、境内において食べ歩きや大きな声を控えていただきたい。会食は感染防止ステッカーが貼ってあるお店で行っていただきたい。また、会食等をする場合には、お話をする時と食べる時とをうまく使い分けて、マスクの着用や大声を避けていただくということが年末年始を控えて、県民の皆さんへの改めてのお願いです。

それから、事業者の皆さんへのお願いです。業種別ガイドラインに従った感染防止対策を徹底していただくよう、これまでお願いをしてきました。そして、感染防止措置を講じられたお店については、県のステッカーを貼っていただくようお願いをしてきました。これから先、冬場になります。寒いからなかなか換気をしなくなるわけですが、適切な換気と適度な保湿が大事になります。室温は18℃以上、湿度は40%以上が専門家の目安です。換気と保湿に意を用いていただきたいと思います。

こういった感染防止対策を講じていただくうえでは、色々な支出を伴います。したがいまして、県では、消毒薬、マスク、アクリル板、サーキュレーター、空気清浄機、そういったものを準備し、防止対策を講じているお店については助成費の準備をしています。これを活用して使っていただける期間を来年2月いっぱいまで延ばしていますので、こういった助成費も使いながら、しっかり感染防止対策を講じていただく。大勢の皆さんが安心・安全にそのお店を利用していただけるように、事業者の皆さんにもよろしくお願い申し上げます。

 昨日、県医師会の松田会長が記者会見でお話しされていましたように、陽性になられた方については、その症状に合わせて医療機関に入院、あるいは宿泊療養施設に入所、その仕分けをして入院・入所のお願いをしています。自宅療養では、急変してお亡くなりになった方、ECMOの装着に至った方もいらっしゃいます。ご本人のためだけではなくて、ご家族や周りの人も含めて考えていただき自宅療養はできるだけ避けていただく。保健所から医療機関への入院、あるいは宿泊療養施設への入所、この話が来ましたら、それに従うようにお願いします。

 私の方からお願いしたいことは以上です。よろしくお願い申し上げます。

質疑応答

(記者)まず、今日、東京都で600人を超える感染者が出ていまして、福岡県でも知事がおっしゃったとおり、感染者数が他県に比べて少ない状況が続いてますが、先日80人を超える感染者が確認されて、第3波が懸念される中で現状の感染状況はどういうふうにとらえられていますか。

(知事)感染が拡大している他の地域、その動向と比べますと、県民の皆さん、事業者の皆さんのご理解、ご協力、そのおかげで、本県の感染者数、それから病床稼働率は低い水準で今のところはまだ推移しています。ただ、感染者数は80人を超えたり、昨日は50人を超えています。今日もクラスターが出ているという話もありますから、まだ集計中ですが、似たような数字になろうかと思います。そういう意味では、予断を許さない、今後の事態の推移を、警戒感をもって見ていく必要があろうかと思います。コロナ警報については、各シーンを見て、総合的に判断していくわけですけど、現段階ではコロナ警報を発動する段階にはないと思います。逆に今が大事な時期です。県民の皆さん、事業者の皆さんには、一人一人の行動、事業活動が大事ですから、改めてよろしくお願いしたいという趣旨で、今日お話しさせていただいています。

 

(記者)今回、クラスターの発生が1つの特徴になっていると思うが、クラスターを防ぐために大事なこと、知事は改めてどう考えますか。

(知事)まず、クラスターが発生したところは、そこから感染が広がらないようにしっかり疫学調査をしてその施設内に封じ込めていく、関係者までにとどめておくということが第一に大事なこと。もう一つは、似たような施設で同じようなクラスターがまた発生しないようにしていく、予防していくということが大事です。そこで、今回、県議会で早期議決をしていただいた、高齢者、あるいは障がい者の方々が入所されている施設職員のPCR検査、これは接する機会が多い方々の陰性を確認しておくということが大事なことですので、予防という観点からそういった施設の職員のPCR検査の準備をしておりますので、準備が整い次第、皆さん受検していただきたいと思っています。

 

(記者)年末年始の帰省の自粛を呼びかける自治体も出てきていますが、福岡県の対応を教えてください。

(知事)今申し上げたような状況ですので、現段階では、県民の皆さん、他所の都道府県の皆さんの県境をまたぐ移動について、私から、自粛等の呼びかけを行う考えは、現段階ではありません。しかし、移動される場合にはご自身の健康状態をしっかり確認していただく。それから、行こうとされる目的地の感染状況や、そこの首長がどういうことを言っているのか、それらを踏まえていただく。そして、行き先の利用する施設が、感染防止対策が講じられている施設かどうかを、移動されるご本人が、しっかり確認して、移動するかどうかを決めていただきたい、慎重に考えていただきたいという思いです。当然、移動される場合には、マスク、手洗い、3密の回避、身体的な距離の確保、そういったものをしっかり意識して移動していただく、行動していただくことが大事です。何より、お一人お一人が人からうつされない、人にうつさない、ひょっとしたらかかっているかもしれないという、そういう思いで行動するべきではないかと思います。今まで、県民の皆さんのご理解とご協力で今こういった水準で推移できているわけですが、これからは非常に大事な時期になります。そういう意味で改めて県民の皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いします。

 

(記者)先ほど知事のおっしゃられた、早期議決された高齢者施設や障がい者施設の職員のPCR検査についてですけど、実施時期の目途がたっていればいつまでに実施する予定なのか教えてください。

(知事)金額が張りますので、公募したり、色々な会計上の手続きをしっかり講じながら、最速でもって準備していきたい。できるだけ早くやりたいと思っています。当然12月の中でも早いうちにやりたいと思っています。

(記者)今月内ですか。

(知事)今月中には当然やります。それもできるだけ早く必要な手続きをしっかりやりながら、一番早くやりたい。

 

(記者)先ほど呼びかけられていた飲食店の申請期限なんですけれど、助成の申請期限を延ばされたということですけど、申請数が今なかなか伸び悩んでいる状況にあると思うんですけど、伸び悩んでいる現状についての分析と背景、それと、説明会という対策も代表者会議でも明らかにされたと思うんですけど、他にも申請数を増やすために検討されていることがあれば教えてください。

(知事)色々な形でやっています。この前議会で答弁したとおりです。我々が思いつく限り関係団体を通じたり、保健所を通じたり、市町村を通じたり、いろんなルート、いろんな媒体、いろんな形式で働きかけをしていきたい、しているところです。それから、年末年始を迎える前に感染防止対策を講じて頂こうと思って期限をきって早くやろうとしたんですけれども、これから先、コロナと長く向き合っていかないといけないということも考えますと、一つでも多くのお店がそういった感染防止対策を講じていただくことが必要です。したがって、申請期限を延ばしたということです。延ばしたからといって、年明けにやってくださいというわけではありません。延ばしたんですけれど、できるだけ早く感染防止対策をこういった助成措置も使いながらやっていただきたいと思います。というのは、収益に関係ない事業なんですよね。要するに、感染防止対策というのは、実施すれば収益が上がるというような直接的なものではない、というのが経済学的な説明だろうと思います。逆に、収益に直接繋がらないからなかなか投資ができない分野だとすれば、その後押しをすることによって、ほぼ費用の全額がカバーできることもあります。そうしたことをやっていけば、装備し、お客様が安心してきていただくことによって収益が直接増える可能性が高いと。そういう意味では、我々としてはできる限りの助成をしていますから、それを使っていただいて安心してお店に来れるような体制をとっていただければと思っています。

(記者)申請を増やすために新たに説明会以外で何か検討されていらっしゃることが現状ありますか。

(知事)それは色々な形で実施しています。従来から団体を通じて実施するということはやってきていますが、他にも「〇〇協力店」といった、県の施策に協力してくださるお店があります。そういった別の施策・観点から県の施策に協力してくれるお店があれば、その方々に対してこの助成制度の紹介をして使っていただきます。その意味では、色んな関わり方、手段、ルート、レベル、それらを最大限駆使して実施していきたいと考えています。

(がん感染症疾病対策課)先ほどのことで付け加えですけど、具体的に、お店の立ち入り確認の際に助成金を紹介しています。感染対策をしている店舗にお客さまに来ていただくため、ラジオCMとか公共交通機関でステッカーのPRを年末年始に向けて行う予定です。相談会も事業者にとって身近な市町村での実施について調整しているところです。

 

(記者)先日の知事会見でもお伺いしたんですけど、国のGoToキャンペーンについて、知事自身が制限するお考えがあるのかどうかを教えてください。

(知事)人の移動について、現段階で本県の状況からみて、県民の皆さん、県外からの皆さんに移動することの制限について私の方から申し上げることはありません。ただ、一人一人が行動するにあたって、先ほど言ったようなことをしっかり考えて行動していただきたいということです。

 

(記者)病床についてなんですけど、今、病床稼働率が25パーセントくらいと聞いています。確保している病床が550床ですか。

(知事)551床です。

(記者)他県とかでも確保されている数と実際にすぐに使える数が非常に乖離があるんじゃないかという指摘がありますけれども、福岡県の場合はどうですか。

(知事)本県は医療機関といろいろ話をしまして、そこのギャップが無いようにしています。今、即応病床ということで300床を超える病床を確保しています。それが551床の内数にはなっているのだけど、切り替えていくことができるような仕組み、体制をずっと維持しているわけです。

(記者)今、即応病床が300床ですか。

(がん感染症疾病対策課)312床です。

(記者)312床がすぐ対応でききますか。

(知事)すぐ対応できます。

 

(知事)それでは、これから大事な時期になりますので、よろしくお願い申し上げます。

 

(終了)