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知事臨時記者会見 令和2年7月22日(水曜日)

更新日:2020年7月23日更新 印刷

知事臨時記者会見 令和2年7月22日(水曜日)

この会見録は発言をそのままではなく、文章とする際読みやすいように整理したものです。

この知事記者会見録の模様は、  ふくおかインターネットテレビ  動画配信しています。

(1)福岡県の新型コロナウイルス感染症の対応について

   (福岡県新型コロナウイルス感染症対策本部(事務局:がん感染症疾病対策課))

 

(知事)

昨日、福岡県の新規コロナウイルスの感染者の数が、過去最多となる53人となりました。また、直近1週間の感染者数は185人に達しました。まさに、予断を許さない、そういう状況にあります。

このまま感染が拡大し、医療提供体制がひっ迫をするような事態は絶対避けなければなりません。おりしも、明日から4連休が始まります。そこで、県民の皆さんに改めてお願い申し上げます。

県民の皆様一人一人に、「人にはうつさない」、「人からうつされない」、「感染している可能性を疑う」という3つの意識を改めて強く持っていただきたいと思います。

そして、外出に当たっては、ご自身の健康状態はもとより、目的地の感染状況、訪ねる施設の感染防止対策がいかに講じられているかを確認し、そのうえで外出するかどうか判断をいただきたい。とりわけ、最近は「接待を伴う飲食店」での感染が伝えられています。感染防止対策を十分講じている店を選んでいただきたいと思います。

そして、実際外出される際には、「マスク」、「手洗い」、「人との距離」、「三密の回避」、これらをしっかり守っていただきたいと思います。

次に事業者の皆様におかれましては、業種別にどういう防止対策をとったら良いのか、専門家会議あるいは事業者団体一緒になって作ったガイドラインがあります。このガイドラインに基づいて感染防止対策を、とりわけ、「接待を伴う飲食店」においては、厳重な感染防止対策を講じていただきたい。

そして、来店者や来場者に対し対策を講じていることが分かるようにその旨の表示をしていただきたいと思います。

このまま感染拡大が続き、医療提供体制が逼迫するような事態になると、かつてのような、休業協力の要請等をおこなっていかなければならない場合が考えられます。今が大変大事な時です。この感染拡大を何としても防ぐと、県民お一人お一人が意識をし、また行動していただきたい。強くお願いを申し上げます。私からは以上です。

 

質疑応答

(記者)昨日からの状況ついて知事は第二波というふうに考えられていますか。

(知事)3日移動平均でみると、全体が均されていきますから、傾向が分かります。たどっていくと、感染者数がだんだん減ってきている傾向にありましたが、ところが、これが7月中旬以降グンと増加していまして、今が非常に大事な時期だろうと思います。ひょっとしたら、第二波の入り口にいるのかもしれないという状況です。次の動きが出てきているとすれば、もう少し見なければいけませんが、第二波ということになるかもしれません。まさに今が大事な時で、今後の様子・状況を注視していかなければならないと思います。

 

(記者)その、今おっしゃった第二波ということなんですけれども、それに伴って、例えば、外出の自粛要請があって、休業要請はなかなか難しいと思いますが、そういったことは求めるのでしょうか。

(知事)ふくおかコロナ警報の4つの指標、これらを総合的に判断し、まずは病院にベッドの準備と、受け入れの準備をしていただきます。それから、どういうことを県民の皆さん、事業者の皆さんにお願いすることにするかの検討を始めるタイミングですが、今この警報の基準で言いますと、感染者数は基準を上回っていますが、全体を見て、総合的に評価をすると、他の指標はまだ下回っていますので、そこには至っていない。病院の皆様には今、情報提供していますが、われわれ行政として次に県民の皆さん、事業者に何かをお願いするかという、そういう段階には今はないと思っています。一人一人の行動意識、事業者の皆さまの感染防止対策、それが相まって社会全体でこの感染の再拡大を防いでいきたいと思っています。

 

(記者)今回、注意を呼びかけるような形になっています。この4連休中にですね、例えば、街宣車を走らせるとか、なにか措置というか、アクションとしては、何か具体的な対策はありますか。

(知事)各首長さんたちも記者会見等で同様のお願いをしています。そういう意味で、広く県民の皆さまにお知らせしています。また、ホームページ等で載せていることもしっかり見ていただきたいと思います。今のところ街宣車は、検討しておりません。

 

(記者)GoToキャンペーンについて、この急増を受けて、改めてどのようなお考えをお持ちですか。

(知事)はい。今、どういう局面にあるかというと、感染の再拡大を防ぐ、それから医療提供体制を維持確保する、それを図りながら、社会経済活動のレベルを徐々に上げていく段階にあります。今日からGoToトラベルも始まりますが、旅行する方々は、一人一人が、うつらない、うつさない、また、かかってるかもしれないという思いで気を付けて行動するという気持ちを持つこと、それからマスクや手洗い、3密、人との距離を守りながら、旅行することが大事だろうと思います。受入れ側の旅行業者、ホテルなどが感染防止対策をしっかり行い、お客様をお迎えする。その際、感染防止対策をしっかり講じているという表示をしていただくようにしている。そういうことです。

 

(記者)現段階で今日の感染者数の見通しはどうなっていますか。

(知事)まだ出てないです。判明したら、お知らせすることになります。いつものとおりです。

 

(記者)軽症とか無症状の方が利用する民間のホテルについてですが、現在3施設ありますが25日に残りの3つを1つに集約しようとしています。現時点でその方針には変わりないですか。

(知事)変わりありません。感染者数は全体で1,113人ですが、現在203人が何らかの療養をする必要がある方々です。その内訳ですが、123人が医療機関に入っています。それから、昨日から、県が福岡市内で確保しています民間の宿泊療養施設に12人入っています。今は自宅待機となっていますが、調整本部で、医療機関や、軽症・無症状者は民間の宿泊療養施設に入っていただくという割り振りを行っていますので、そういった方が昨日の段階で68人いました。従って、123人について言いますと、重症の方が4人。60床の重症者用のベッドがありますので、先ほど言いました重症病床稼働率は、1桁になっています。新しい感染者の症状に合わせて、民間の宿泊療養施設、それから医療機関に振り分けて受け入れていただくことになります。民間の宿泊療養施設については、今のところ、ずっと落ち着いております。県が福岡市内に確保している約450室のホテルだけにはなりますが、まだ余力があります。民間宿泊療養の事業者の皆さんには、協力について、既に申し上げていますので、状況に応じて、県はまた療養施設として、必要なときは速やかに確保していくということです。

 

(記者)目標としている5施設というのは、今後感染者がずっと増えていく場合にはどうしますか。

(知事)色々なホテル事業者に対して、希望を伺っており、感染者が増えていったとき、また、増えていきそうな気配のときに速やかに準備していく、それをずっと事業者の方と話をしています。

 

(記者)第一波のときは、連休をはさんで、その時にですね、人の動きが活発となって、患者が急増した記憶がありますが、今回の4連休についてどのように思いますか。

(知事)第一波とおっしゃいましたが、最初の波のときとは、今は状況が違うと思います。検査体制と医療提供体制ベッドの数、そこが大きく変わっています。そして、当初のときには、かなりの数の重症者が最初からでていたわけです。高齢者の方が感染していましたが、今は年齢別を見ると、3月23日ぐらいから5月6日までの間は、20代、30代、40代、50代を合計して65%となっていますが、今は40代まで同じくらいになっているんですね。50代まで合計すると77%です。若い世代の陽性者数が増えてきている。その結果、無症状、あるいは軽症の方が多い。高齢者の方、それから基礎疾患をもっておられる方は重症化の可能性が高いわけですから、無症状、軽症者の若者が知らず知らずのうちに高齢者あるいは基礎疾患をもっておられる方、免疫力の弱い方にうつすことがないようにしていくことが課題になります。そういう意味ではPCR検査をやって隔離をしていく、社会から離していくということが大事ですし、一人一人がうつらない、うつさない、ひょっとしたら感染しているかもしれないという意識をもってもらうことは、感染のしやすい方、重篤化しやすい方に接するときに気を付けていただく、ないしは、接しない、接さないということにつながっていくと思っています。

(記者)これからいくと、4連休でばっと感染拡大につながるようなリスクはありますか。

(知事)一人一人の、意識に、もう一度訴え、それを行動にそれをつなげていっていただきたい。その呼びかけをしっかり続けていきたいと思っていますし、皆さん方も、それを県民の皆さんに広くお伝えいただければありがたいと思います。社会全体で、この連休中感染拡大をどうやって防ぐか、みんな一人一人が努力して達成していかなければならないそういう時期ですから、みなさんもよろしくお願いします。

 

(記者)今日からはじまるGOTOトラベルキャンペーンですけれども、これからさらに観光客が、福岡に増えてくると思いますけど、たくさんの人が入ってくることに関しては、知事としては歓迎するということですか。

(知事)基本的には、感染拡大防止、医療提供体制の確保と、社会経済活動とのバランスを取っていく。新しい事業がはじまったので、経済のレベルを上げていくという意味では歓迎です。一方で、来ていただく方もさきほどのお願いを守っていただきたいと思います。迎え入れる事業者の方には感染防止対策をしっかり講じていただき、その旨を表示し、安心して観光できるようにしていく。それで徐々に社会経済活動のレベルが上がっていけばいいと思います。

 

(記者)接待を伴わない飲食店でも感染が発生しており、食事のときはマスクを外すので感染しやすいというなかで「接待を伴う飲食店」と強調すると、メッセージとしては誤っているのではないかと思うのですが。

(知事)クラスターが発生したことがある、現に発生している、感染が増えている施設には、とりわけ注意深く対応していただきたい。事業者の方は、そういう状況にあることを認識して、しっかり感染防止対策を講じていただきたいということです。

家族のなかでも食事の時はマスクを外しますから、簡単にいく問題ではありませんが、社会経済活動のレベルを上げていくことと、感染拡大防止をどうやって両立させていくかをうまくやっていくしかないと思います。

 

(終了)