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知事臨時記者会見 令和2年4月1日(水曜日)

更新日:2020年4月2日更新 印刷

知事臨時記者会見 令和2年4月1日(水曜日)

この会見録は発言をそのままではなく、文章とする際読みやすいように整理したものです。

この知事記者会見録の模様は、  ふくおかインターネットテレビ  動画配信しています。

(1)新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出の自粛要請等について

    ~週末の不要不急の外出はお控えください~

      (福岡県新型コロナウイルス感染症対策本部(事務局:保健医療介護総務課))

記者提供資料 [PDFファイル/113KB]

  

 

(知事)先ほど対策本部を開きまして、そこで決定された事項を中心に、県民の皆様に改めてお願いを申し上げたいと思います。

 先週末、県民の皆様には外出の自粛についてお願いをしたわけですが、ご理解、ご協力をいただきまして、まことにありがとうございます。これまで県では、県民の皆様の命と健康を守ることを最優先として、感染とその拡大の防止に取り組んできました。昨日、北九州市の10名をはじめとし、県全体で1日当たりの最高の数字となる17名の方の陽性が確認され、これまで46名の陽性が確認されて、今現在4名の方が退院をされています。

 また、感染経路が不明な方が増えており、昨日は17名のうち12名が、これまでの累計46名中29名となっています。先週後半以降、感染が確認された人の数が増えており、感染経路の不明な人が約6割を超えています。また、県内4地域全ての地域で発生をしており、今後さらに増加することが考えられ、感染の拡大を防ぐための非常に重要な時期に今、当たっている、岐路に差しかかっていると思っています。

 また、感染症の専門家の方から、感染及び感染の拡大を防ぐためには、県民の皆様にできるだけ外出を控えていただく必要があるというご意見をいただきました。両政令市とも協議して、以下について県民の皆様に改めてお願いを申し上げます。

 第1に、手洗いの励行、それから咳エチケットに努めること。

 2番目、新型コロナウイルスの感染症を疑った場合には、保健所に設置をしている帰国者・接触者相談センターに電話で相談をすること。

 3番目、発熱や咳など風邪の症状があって、かかりつけ医を受診をされる際には、直接受診をされずに、必ず電話で事前に相談すること。

 4番目、換気の悪い密閉空間、多数が集まる密集の場所、それから間近で会話が発生する密接場所、国が三つの「密」と言っておりますが、これら感染のリスクを高める3条件が同時に重なることを回避すること。

 次に、高齢者施設や障がい者施設、病院といった、感染したら重症化するリスクの高い方が大勢いらっしゃるようなところを訪問することを、当面控えていただきたいと思います。また、ふだんから人混みを避け、今週から今月の19日までの週末――4日、5日の週末、それから11日、12日の週末、18日、19日の週末には不要不急の外出を控えていただきたいこと。なお、日常生活に必要な買い物、あるいは公園等での空間における散歩やジョギングといったところまで自粛をお願いするものではありませんが、これからの3つの週末については、不要不急の外出を控えていただきたいということです。また、首都圏、関西など感染が拡大している地域への不要不急の往来は控えていただきたい。

 最後に海外渡航ですが、今、外務省が73の国・地域に対し、渡航中止勧告を出しています。また、その他の全ての国・地域について、不要不急の渡航はやめてくださいと外務省は出しており、その情報に従っていただきたいということです。

 今の私たち一人一人の行動が、1週間後の、また2週間後の私たち一人一人、またはこの地域、そして日本の状況を規定することになります。お一人お一人が慎重に対応していただくことで、みずからを守ることだけではなく、周りの人を守ることにもなります。そういった意味で、お一人お一人のこれからの慎重な行動をお願い申し上げる次第です。引き続き、県民の皆様のご理解、ご協力をいただきながら、これまでの対策をしっかり実行していくとともに、日々状況が変化しており、それに合わせて、また先をしっかり見据えて対応していきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

質疑応答

(記者)県内の状況の評価を聞かせていただきたいのですが、専門家会議が分類した「感染が拡大している地域」に福岡県は当たると判断されているのかを聞かせてください。

(知事)急速に拡大している地域だとは思いませんが、それにだんだん近づいている感じもあると思います。これについては今後のPCR検査の結果を情報収集し、それをしっかり分析して判断していく必要があると思います。これまでのところ最近そういう状況にあるので、我々自身として今申し上げたことをやっていこうということで県民の皆さんへお願いをするものです。

 

(記者)東京などでは夜の街でのクラスター発生が問題になっていますが、夜の自粛の要請はされないのでしょうか。

(知事)今のところ、私たち一人一人が先ほど申し上げたような行動をとっていけば、おのずからそれぞれが慎重な行動をとっていただくことになるのではないかということで、東京都のように明示的に、ここだ、あそこだということを現段階では申し上げていません。お一人お一人考えていただいて慎重に行動していただきたいと思います。

 

(記者)東京圏は隣県とも協力して移動の自粛要請をしていますが、佐賀とか熊本とか、隣県に対して何か要請をしたりとか、そういう考えはあります。

(知事)例えば佐賀県の場合は、関東・関西、そして福岡・大分・熊本と発生が確認されている地域への往来を自粛しようということもいっています。それぞれがやっているので、福岡県では、県民の皆様に、首都圏あるいは関西圏、感染が拡大している地域への不要不急の往来、それから日常の生活を慎重にやっていだくことをお願いしたいと思っています。

 

(記者)前回は土曜日の夜に「今週末は」という形で、直近の週末のみの外出自粛、今回、向こう3週間出される、この日付の理由と狙いについて。

(知事)前回は先週後半、急速に数字が増えて、過去最高の6件ということで、急遽、週末でもと思いやらせていただきましたが、その後も、昨日、過去最高をまた記録して、感染経路不明という状態になっています。県内各地で発生している状況の中から、改めて週末の外出の自粛についてお願いをしようと思ったわけですが毎週毎週やっていくと皆さんに周知徹底ができなくなったり、それぞれのご予定もあると思いますので、今回、本県の施設の休館を決めている4月19日まで週末が3週末ありますが、お願いをしようと考えました。

 

(記者)首都圏や関西などの往来を控えることは週末に限らずですか。

(知事)一般的に思っています。

(記者)こちらから行く人については、控えるようにとお願いをしているわけですが、往来なので向こうから福岡に来る方もいることについてはどのように考えますか。

(知事)その方々に県が福岡県に来ないでくださいとかいうのはなかなか難しいんだろうと思います。むしろ、私どもが感染の確認の数が増えてきており非常に重大な局面に入っている、そういう中にあって、感染しているけれども、まだ自覚症状がない方もいらっしゃるわけですから、そういった往来が頻繁に行われれば、本県から首都圏に感染者を増やす要因を与えることにもなりますし、首都圏に行って罹患して帰ってくると、こちらが増えるということで、まず県、県民の皆さん、我々自身でやれることをやろうということであります。

 

(記者)平日の自粛をされない理由について教えてください。

(知事)平日は、基本的に皆さんどうしても仕事があります。在宅勤務とか色々なことをやられるわけですが、多くの方が仕事をやっておられます。日常活動、通院など色々なこともやっておられるわけですから、そこのところについて今の段階で申し上げる状況ではなく、人混みをできるだけ避けるようにするなど一人一人がご自身の行動を律していただければと思います。ですから、今、職員も公共交通機関がなるべく混まないようにするため、時差出勤を実施しており、民間の企業でもやっておられるわけですが、そういう中でやっている日常活動は続けていただいて、ただ、不要不急で人混みの中に行くといったことは、それぞれが気をつけ、3つの「密」を避けましょうということです。

 

(記者)土日、週末となると、商業施設等影響が大きいと思いますが、そうした商業施設に閉館依頼をしたりいうことは考えていますか。

(知事)そこは私どもはしておりません。むしろ、一人一人が活動している中で気をつけようという、一人一人の行動と意識を変えていくことによって地域を少しでも守っていきたいと思っています。それがお一人お一人を守ることになりますし、周りの人を守ることになる。日本人のいわゆる国民性として、自分だけのことを考えず、人のことも考える。災害のときにも「絆」というのは言われたわけですが、そういった日本人の国民性のいいところをしっかり発揮して、一人一人、また周りの人、地域、国を守っていきたいと思っています。

 

(記者)クラスターはまだ県内では発生していませんが、他県では発生前に対策班を手配するというところもあり、福岡県として対策班を手配する予定や方針はありますか。

(知事)基本的にクラスターが発生したときに、当該発生した箇所と態様、それを踏まえて、どういう医療体制を提供するかとか、拡大防止策をやるかは、今までやってきたシミュレーションの中でやっていきたい、やっていけると思っています。

 

(記者)東京、大阪、海外などから来た人がどれぐらい感染者になったとか、そういうデータ的なものはありますか。

(知事)そういうのはまだ届いていません。ただ、県で確認された人たちの状況については、今日の本部会議でも申し上げたように、確認した中で、海外要因のところ、濃厚接触者、感染経路がわからないと。そこは一生懸命疫学調査をして分析し対応をやっているという状況です。

 それから、国のほうで、気をつけなければいけないリスクの高い地域から入ってこられる方については、成田、羽田でPCR検査をして、2週間そこにとめ置かれるようになっているわけです。ですから、一定期間以降は外からそういった方がたくさん入ってくることはないだろうと、ブロックを、一応スクリーニングはされていると理解をしてます。

 そういう前に入ってこられた方、潜伏期間があって発症された方というのが今出てきていると思いますので、そういうところについては、確認された後の対応をしっかりやっていきたいと思います。

 

(記者)感染リスクの高い人がいる場所に行くことを当面控えてほしいと言いましたがもう一度、具体的に教えてください。

(知事)高齢者施設とか障がい者施設、それから病院。感染したら重症化しそうな方が大勢いるような施設というのは、よく考えていただきたいということです。

(記者)そこに行くことも自粛してほしいという意味ですか。

(知事)そうです。そういうところについては当面控えていただきたいということです。

(記者)それは、もちろん平日も含めて、これからということですか。

(知事)そうです。

 

(記者)今日また久留米市でも一人出たようですが、福岡県で今日、今の時点で把握している数字はあるのか、もしくはこの後そういった発表をする予定はあるのかについて教えてください。

(知事)毎日、PCR検査を各地で実施した結果を、それぞれの政令市、久留米市、それから県で発表していますので、今日の集計が終わった段階で、それぞれ記者会見等で結果の発表、公表があるかと思います。

(記者)今の段階で、知事が発表する数字はありますか。

(知事)幾つか数字は入りつつありますが、どういう状況なのかがよくわからず、そこを今、疫学調査をそれぞれがやっている。どういう状況の方が確認されたのかということを今一生懸命やっているので、その結果を待っていただきたいと思います。

 

(記者)週末の自粛要請に絡んで、基本的には商業施設に対する直接の要請はされないということでしたが、自粛要請しても、商業施設があいていたらやはり出る方は出ると思います。そのあたりは今後のいわゆる感染者の動向によっては、例えば商工団体といったところと調整するといったことは今お考えでしょうか。

(知事)現段階では考えていません。日本全体が今どういう状況になっていくか、福岡県よりも感染者が多い地域がたくさんあるわけです。そういったところの状況、いわゆる拡散をどうやって防止されていくのかなど、そういったことも踏まえてやっていかないといけない話だし、経済活動は自由であるべきだという原則があります。一方で、人の命との関係ですから、その辺のバランスはよく見ていく必要があるかと思いますが、現段階ではそういうことを今考えていないということです。そして将来考えるかといったら、そのとき考える。そのときそのときの状況をしっかり見きわめていく必要があると思っています。

 

(記者)前回の会見では、知事はマスクを着用しておらず、せきの症状もないので、直接伝えたいとおっしゃっていただきましたが、今日はマスクをされていますけど、それは何か理由がありますか。

(知事)いわゆる官邸の対策本部とかの映像とかを見ていまして、それから、いわゆる三つの「密」というのを頭に置いて行動しましょうと皆さんにお願いをしている中で、私どももそういった面でもう一度今までの活動を見直した方がいいのではないかと思い、今日の本部会議でも、本部員はマスクをしていましたし、私もマスクをして出させてもらいました。そういう意味では、これから基本的にはマスクをつけて対応させていただきたいと思っています。

 今回も皆さんのご協力をいただきながら、間をあけるとか換気に努めるなどやらせていただいていますが、みんなで地域を守っていく、一人一人の行動を律していこうというわけですから、記者の皆様も私どもも一緒になって同じような行動をとっていただければと思います。

 

(記者)医療体制について、東京都でいえば、かなりベッドがひっ迫したりしているようですが、県の確保の見込みと、医療体制の中で鍵になる人工呼吸器がどれぐらいあって、十分体制がとれるのか、その辺の見通しを聞かせていただけますか。

(知事)まず医療体制については、先ほどの本部会議でも前回の記者会見でも申し上げましたが、蔓延が拡大していったとき、万が一に備えて、適切な医療体制がそれぞれに施せるように、今から備えていくことが大事です。そのための調整機関をつくっていますし、先ほど本部会議でも言いましたように、まずは感染症の指定医療機関を使って入院をされる。それから、増えたときは次の一般の、感染症医療機関の一般病床を使うと。それでも足らないときには重症者を指定機関に置いて、それ以外の軽症の方、中等症の方からは入院協力機関というところに入院をしていただくということです。

 現在、42名の方が何らかの形で医療機関のお世話になっていますので、この今日決めた内容、それから調整機関を使って、万が一に備えてしっかり準備をしていくというのを今のこの段階もやっているところであります。

(記者)これぐらい確保できそうだという具体的な数字はありますか。

(知事)今、その調整をしているところです。

(がん感染症疾病対策課)人工呼吸器等、これは実際稼働しているものもありますので、そういった意味で正確な数字というのは出ておりませんが、県内約9割の病院からの調査の結果、人工呼吸器自体は約1,500基あるというふうに把握しています。

 ECMOも、数としては60台ほどあるというふうには聞いていますが、これに関してはまた実際どういう形で使うかというところもありますので、一応、本日のところは数という形でお答えしたいというふうに思います。

 

(記者)来週からいよいよ学校も始まると思うんですが、その辺のお話を聞かせてください。

(知事)学校は、今日、国において専門家会議が開かれております。その内容を受けて文部科学省においては、学校再開に向けて、ガイドラインを出しておりますが、そのガイドラインについて改めて検討されるというふうに承知をしています。ですから、私どもは今後国から示されるガイドライン、それから、全国と県内の感染状況を全部持ち寄りまして、関係部局間で十分協議を行って今後の対応のあり方というものについて検討していきます。

 今のところは、国のガイドラインに沿って準備をしているところです。

(記者)つまり、あしたには何らか発表する予定でしょうか。

(知事)それは国のガイドラインがどのような内容であるかによると思います。

 

(終了)

 

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