ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 県政情報 > 広報 > その他の広報(テレビ・ラジオ・一般情報) > 知事記者会見録 > 知事定例記者会見 令和元年8月28日(水曜日)

本文

知事定例記者会見 令和元年8月28日(水曜日)

更新日:2019年8月29日更新 印刷

知事定例記者会見 令和元年8月28日(水曜日)

この会見録は発言をそのままではなく、文章とする際読みやすいように整理したものです。

この知事記者会見録の模様は、  ふくおかインターネットテレビ  動画配信しています。

 (1)福岡県災害対策本部及び地方本部の設置について(防災危機管理局)

    記者提供資料 [PDFファイル/87KB]

    記者提供資料 [PDFファイル/167KB]  

(知事)私から報告します。8月27日夕方から降り続いている雨についてです。

 これまで24時間の累積雨量が200ミリを超えた観測地点が多数ありました。また、本日の5時50分ですが、筑後地方に大雨特別警報が発表されたため、県では今日の朝6時に災害対策本部を設置し、7時45分に第1回災害対策本部会議を開いたところです。

 当会議においては、福岡管区気象台からの気象情報についての報告を受け、私からは、気象情報、各種情報の把握、県民の皆様に避難等に関する情報の提供や指示を適時、的確に行うこと、万が一被害が生じた場合には、市町村と連携して救命・救助など災害の応急対応をしっかり行うこと、また、自主避難をされている方、指示を受けて既に避難されている方もいるので、避難されたそういった方々への支援についても万全を期すこと、また、県土整備部、農林水産部等、現地でパトロールに行く職員がいますが、そういう職員が二次災害にあわないよう気をつけること、以上を指示したところです。

 9時30分現在の状況ですが、人的被害の報告はありません。道路、河川について、まず道路については、冠水により12カ所で通行止め、倒木により嘉麻峠など2カ所で通行止めが発生しています。また、四つの河川で氾濫危険水位に到達しています。浸水被害等については現在調査中です。なお、八女市の立花町において、運転手が乗った乗用車が川に流されたという情報があり、現在確認を行っているところです。

 何より県民の皆様の安全、これが第一です。県民の皆様におかれましては、不要不急の外出を控えていただきたいと思います。県としては、市町村関係機関としっかり連携をして、避難等に関する情報の提供、そして、迅速かつ的確な対応を続けていきます。

 

質疑応答

(記者)今、9時半現在の被害状況を報告してもらいましたが、8時現在で、土砂災害、崖崩れ1件が入っていると思うのですが、これは今の道路とは関係ない土砂災害ですか。

(河川管理課)今のところ県の管理区間ではないということで、どこかということは調査中です。

(知事)夜中被害が出てきて、人が入っていないところがあるので、夜が明けて各地で現地に入って調査が進められていますので、それがまとまり次第、また報告します。

(記者)周辺の自治体、佐賀県などで被害が多いように聞いていますが、今のところ、例えば職員の派遣等、といったことはありますか。

(知事)九州全体で相互に支援し合う、そういう協定の合意がありますが、まずは、それぞれ県内の状況把握の段階だろうと思っています。

 

(記者)先程、八女市立花町で運転手が乗った車が流されたという報告がありました。これをもう少し、わかる範囲で詳しく教えてもらえますか。

(知事)流されたという目撃情報があり、その情報に基づいて周辺がどうなっているかを今確認中ということです。

(記者)これは、県には、どこから寄せられた情報ですか。

(消防防災指導課)八女消防本部から情報をもらっています。

(知事)現地で確認中だということです。

(記者)これは何時ごろの話ですか。

(消防防災指導課)8時50分です。

(記者)8時50分に通報があったということですか。

(知事)8時50分に通報に接したというのは八女消防本部です。

 

(記者)被害の状況ですが、人的被害はないということですが、家屋とか、そういった被害も今のところ確認されていないということでよろしいですか。

(知事)今、調査中だということで理解してください。

(記者)後、道路被害ですが、冠水が12カ所で、倒木による通行止めが2カ所ということですが、これは何か国道とか主要道とか、どのぐらいの道路なのかというのは分かりますか。

(道路維持課)県が管理している県道と国道です。

(記者)県道と国道で、国道は何号線になりますか。

(道路維持課)国道211号です。

(記者)市町村はどの辺ですか、場所はどこですか。

(道路維持課)これは東峰村から嘉麻市の区間です。

(知事)南北に連なっている211号ということです。

(記者)朝に1回目の対策本部会議を開いたということですが、今後のスケジュール感を教えてください。

(知事)今日、気象台の方から話を伺うと、今日の午前中、今、佐賀にある雨雲がこっちに移ってきていて、午前中が大事な時期だろうということで、今みんなで警戒をしているという状況です。そこを過ぎると、午後は雨がやんでくるだろうという予報になっているので、そういった状況も踏まえながら、かつ、今後の各地域の状況について報告が上がってくるでしょうから、それらを踏まえて、今後の対策本部のあり方を考えていきたいと思います。

 

(記者)避難指示が出ている対象がかなり多く、実際に避難されているのは69世帯115名とかなり差があるのですが、このことについてはどのように思いますか。

(知事)一部の市町村で色々議論になったこともありますが、最近はやっぱり住民の皆様の安全が一番大事だということで、ある種、空振りになるというか、結果としてよかったということになるということですから、それを心配して色々な指示とか勧告とかを控えていた傾向が今まであったのではないかと、色々な検証の結果で指摘されています。そこで自治体の首長さんは生命を守るという観点から、いち早く決断をしていくことが、今、求められているのだと思います。そういう中で、実際に現状がどうなったかは、災害が静まったところで改めて色々検証して、今後のあり方に生かしていかないといけないと思っています。

 

(記者)今、日本と韓国の日韓関係で、政府レベルではホワイト国の対象から外したり、軍事協定の破棄を韓国が決めたりと、日韓関係がよくない状況だと思うのですが、知事として自治体同士の交流について所感があれば聞かせてください。

(知事)ご承知のとおり、日韓両政府のそれぞれの今の対応によって両国の関係が非常に悪くなっている状況にあろうかと思います。こういった国と国との関係というのは政府同士の関係がまずあるわけですが、私としては、いつも言っていることですが、人と人との草の根交流、それから地域と地域との地域間交流が、国同士の信頼関係や友好関係の基礎をなすものだと信じています。そういう意味では、県としては、韓国との人的交流、あるいは地域間交流というのは、こういうときだからこそしっかりやっていかないといけないと思っています。私ども日韓海峡の沿岸の八つの県市道の首長が集まって毎年会議を秋にやっていて、これについては今年もやる予定ですが、今のところ、これについて先方から何かを言ってきているということはありません。これをしっかりやれたらいいなと思っています。

(記者)今話のあった八つの日韓海峡の会議というのは、現地、韓国で行うということですか。

(知事)今度は長崎で行う予定です。毎年交互に慶尚南道、全羅南道、それから釜山広域市と済州島の特別区と、我々は山口県から長崎県までの4県、毎年秋に日韓のどちらかの四つのうちの一つが開催地となって8人が集まります。毎年ずっと続けて、絶えることなくやってきていますから、大事にしたいと思っています。

 

(記者)日韓関係で県内の観光にも影響が出てきていると思いますが、県で把握している影響があれば教えてください。

(知事)まず、いろいろ報じられているところですが、韓国と福岡県内を結ぶ航空路線については、福岡空港、北九州空港において、それぞれのお客さんの減少に伴って、仁川、釜山など韓国路線の減便と運休が出てきています。

 それから観光面ですが、ご承知のとおり、福岡県に入ってこられるインバウンドの海外からのお客様の約6割が韓国からのお客さんです。そういう意味でその動向が気にかかるところでありますが、この前、報じられていましたが、柳川のどんこ舟、水郷をめぐる舟ですが、韓国からの団体客が減り始めているということが入ってきています。

 それから、ホテルについても、個人客はそんなに減っていないようですが、団体客について一部キャンセルが出てきているという報告を受けています。これについても、しっかり関係の分野、事業者の方々の動向というものをしっかり把握して対応していきたいと思っているところです。

 

(記者)先程韓国との会合は予定通り行う予定だということでしたが、その他何かイベント等で中止になったり、そういった交流ができなくなったりというような影響をもし把握していたら教えてください。

(知事)今の8首長による日韓海峡の交流、知事会議、その本体の話をしましたが、毎年その会議のもとで交流事業が行われたりしているわけですが、その一部について、事業の延期、それから、韓国側は三つの自治体は出てくるけども釜山広域市が参加しなかったといったケースが少し出ています。

 それから、県内の市町村が韓国の地域と交流していることについて、福岡市と北九州市と八女市において、それぞれ韓国側と交流事業を行っているものについて中止と延期が出たという報告を受けているところです。これについても今、情報収集を行っているところです。

(記者)会議の前の交流事業というのは中止になったということですか。

(知事)はい。毎年行っていて、具体的な交流事業というものを合意をして実施しているわけです。毎年、昔決まったこと、例えば稚魚を共通の海で一緒になって放流をするというような事業があるわけですが、そういった事業の中で、一部釜山広域市の不参加や延期が出てきているということです。

 

(記者)先程の絡みで、観光客が減っているという話ですが、県としても対応されるという考えですが、具体的に誘致キャンペーンをしたりとか、もしくは、宿泊業者に予算措置をとったりとか、そういうことは行う予定ですか。

(知事)まずはどういう影響が出ているかという状況の把握、これをしっかりやるということと、韓国以外のアジアからのお客さんがたくさんいらっしゃってるわけです。そういった他の地域に対するPRとか色々なことが考えられると思いますが、現状把握に努めて、その結果、どういう形で影響を受ける事業者に対して施策を講じていくのかというのを考えていきたいと思います。

 

(記者)九州豪雨の関係で聞きたいのですが、朝倉の仮設住宅はこの前、8月、お盆明けぐらいに1回、建設型の期限を迎えたと思います。ただ、9月15日、10月の中旬にも東峰村のほうで迎えると思うのですが、このあたりで退去の予定とか、なかなか住民の意向がとれてないとか、そういった問題というのは特段ないのですか。

(知事)現状を申し上げると、応急仮設住宅のうち、まず、みなし仮設住宅は、7月14日から順次、供与期限を迎えています。また、建設型の仮設住宅については、最初の供与期限が到来するのが8月16日でしたが、これまで全ての被災者の皆さんが期限内に退去されています。

 一昨年の災害のため住宅の再建が必要となっていた1,069世帯の方々については8月23日現在、仮再建も含めて仮設住宅等からの再建済みの方、それから再建のめどが立っておられる方を合わせると1,058世帯、全体の99%となっています。残りの11世帯について、ご意向を確認していますが、まだ期限を迎えられていませんが、既に再建の方向が決まっていて、全世帯が期限内に退去される予定だと承知しています。

 今後も、朝倉市と協力して、住まいの再建について、本格再建に向けて個別訪問、あるいは住宅相談会を行いまして、あわせて住宅再建に必要なローンに対する利子補給制度、これらを活用して支援を続けていきます。

 また、朝倉市では市内3カ所に地域支え合いセンターを設置して、訪問活動、見守り活動を通じた日常生活についての相談・支援を行っており、センターで把握した被災者の皆さんが抱える、健康・福祉・就労などの具体的な課題については、県もその情報を共有し、対応することとしており、引き続き被災地の皆様について、また、仮設住宅から移られた方についても引き続き支援していきたいと、思っています。

 

(記者)日田彦山線についてです。今月、3首長が会合を開き、鉄道での復旧を求めていくという方針を確認されたと取材でありました。知事の今後の考えとか、地元自治体の声を受けてどのように考えられるかということを教えてください。

(知事)ご承知のとおり、JR九州は毎年毎年1億6,000万、運行の経費を支援してくれと、それが鉄道復旧の前提だと言っています。我々としては負担なしの鉄道による復旧を求めてきてるわけですが、それは3市町村、それから、大分県、福岡県いずれの自治体も同じです。そういう思いからこの協議は始まったわけですが、ご承知のとおり両者の考え方がまだ交わってないので議論が非常に難航し、なかなか進んでないという状況にあります。

 こうした状況を住民の皆様に知っていただくということで、東峰村、添田町、それから日田市住民の皆さんに対する報告会が開催されました。その報告会の中では、鉄道による復旧を求める声というのが一番多かったということですが、一方でBRTでの復旧といった意見も出ており、また、JR九州に対して自分たちの意見を直接伝えてJR九州の考え方を直接聞きたいと、そういう住民の皆さんのご意見も出されたというふうに聞いています。これを受けて日田市では、8月6日にJR九州と住民の皆様との意見交換が行われました。東峰村、添田町においても、JR九州と住民の皆さんが直接に意見交換を行って、JR九州の考え方を聞く、それから地域の皆様の思いをJR九州に伝えていく、その必要があるのではないかと私は考えています。

 添田町においては、早速JR九州が住民の皆さんと意見交換を行う説明会が本日開催される予定でしたが、大雨により、会場が避難場所ということになっているため、今日は延期になっています。

 私としては、こうしたプロセスを踏んでいくことにより、住民の皆様にとって最善の方策は何かという観点から十分検討して、この問題を一日も早く解決し、地域の振興につなげていきたいと考えています。

(記者)プロセスを踏んでと言われましたが、添田町及び東峰村でJRとの説明会・報告会等が開催された後に、知事としても何らかの判断を示したいというふうなことと受け取ってよろしいのですか。

(知事)こういった意見交換というのは1回で終わるのかどうか分かりません。要は双方の考え方が、溝が埋まってない状況ですので、それぞれの考え、思いというものを直接、意見交換をするということ、その積み重ね、そういうのを踏んでいくことが非常に私はまずは大事であると思っています。その上で住民の皆さんにとって最善の方策は何かということをみんなで考えていかないといけないと思っています。

 

(記者)関連ですが、今の日田彦山線についてですが、協議会が始まった当初は、昨年度内の解決というのを第1回目の会議でうたっていたと思うのですが、結局それが今年度まで持ち越されていて、今のところ、もちろん交渉事で一存では決められないと思うのですが、知事の考えとして、例えば今年度内に何らかの方向性を出したいとか、そういった時期の目安などがあれば教えてください。

(知事)一日も早く災害からの復旧・復興という中で、この日田彦山線の復旧というのは大きな課題だと思います。ちょうど1年たって年度内、意見の隔たりが大きくてこういう状態になっていますが、一日も早く解決をして、地域の復興と振興につなげていきたいというふうに思っています。そのためにも、まずは今やっているプロセスをしっかり積み重ねていく、そのことによって住民の皆さんにとって何が最善かというのが意見交換を通じてだんだん明らかになってくるのではないかと思っています。

 

(終了)

 

 

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)