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知事臨時記者会見 令和3年4月22日(木曜日)

更新日:2021年4月22日更新 印刷

知事臨時記者会見 令和3年4月22日(木曜日)

この会見録は発言をそのままではなく、文章とする際読みやすいように整理したものです。

この知事記者会見録の模様は、  ふくおかインターネットテレビ  動画配信しています。

1 発表事項

 (1)久留米市内の飲食店等への営業時間短縮要請について

    (新型コロナウイルス感染症対策本部(事務局:がん感染症疾病対策課))

(知事)先ほど、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、久留米市の飲食店の皆様に営業時間の短縮をお願いすることを決定しましたのでお知らせするとともに、是非とも御協力をいただきますようお願いします。

 本県全体の新規陽性者数ですが、高い水準で推移しています。昨日、200人を超え、本日も268名となっています。直近一週間の合計でも、一昨日の対策本部会議の時点から約1.5倍、754名から1164名と増えており、感染がさらに拡大しています。

 地域別にみますと、久留米市での増加が顕著で、久留米市の本日新規陽性者数は、これまでで最も多い51名となっています。直近一週間の合計をその前週の合計と比較しますと、34名が137名と4倍になっています。人口10万人においてみると、11.2名が45.3名に増加し、既に久留米市が福岡市を超えているという状況です。感染経路については、会食によるものが増えています。把握した範囲でも3月は全体の1パーセント程度が会食に起因するということでしたが、4月を見てみますと、29パーセントとなっています。県としては、特に久留米市と緊密に連絡をとりながら、久留米市を含む県南地域の感染状況を注視しています。久留米市は、筑後地域最大の繁華街を抱えています。市の周辺地域に及ぼす影響も大きい中核都市です。これ以上の感染拡大は何としても食い止めなければならないと考えます。久留米市の大久保市長と協議し、またその他の市町村の皆さんとも協議した結果、福岡市内に加え久留米市内の飲食店の皆様に営業時間の短縮をお願いすることを決定した次第です。この営業時間短縮の要請期間ですが、4月25日日曜日から5月19日水曜日までとします。営業時間は5時から21時まで、酒類の提供は11時からとし、オーダーストップを20時30分までとしていただきたいと考えます。要請に応じていただいた店舗の皆さんには、協力金を支給します。中小企業は売上高に応じて1日2万5千円から7万5千円、大企業は売り上げ減少額に応じて1日最大20万円としています。これらの内容については、既に要請を行っています福岡市内の飲食店に対する協力金と同等です。

変異株による陽性者も増えており、変異株による陽性者は累計で519名となっています。感染経路不明者の割合も5割を超えるという状況で、市中感染の状況にあると言わざるを得ません。県民の皆さんには、これ以上の感染拡大を防ぐために、不要不急の外出自粛を守っていただくようお願いします。出勤等についても、先日私と経済団体の皆さんとでWEB会議を開き、在宅勤務、ローテーション勤務、時差出勤、このような取組みを強力に推進していただくようお願いしました。県民の皆さん、事業者の皆さんにおかれましては、これ以上の感染拡大を防ぐために、御協力をお願いします。

質疑応答

(記者)前回の会議の時も、筑後地域の割合は増えているということであったと思いますし、数日前から伸びは増えていると思いますが、今日のタイミングで決定された理由は何なのでしょうか。久留米市ももう少し前に検討しても良かったのかなと思いますが。

(知事)先日、対策を決定した19日以降、この1日、2日で陽性者が急速に増えてきました。特に今日は新規陽性者数が51名で、非常に増えたということで迅速に対応したところです。

(記者)2日前くらいにも決めて、同時にということは選択肢にはなかったのですか。今日増えたということで決定したということですか。

(知事)本県も久留米市と情報を共有していましたが、時短要請という対策をとる判断は今日しました。

(記者)久留米市のほうから時短をしてほしいというような要望があったと耳にしたのですが、市のほうから協議があったのでしょうか。

(知事)これは本県からです。陽性者の発生状況、またその分析をして、飲食に起因するものが非常に多くなってきているということでしたので、久留米市とも協議をして、大久保市長から、時短要請が必要であるという認識をいただいたところです。

(記者)福岡県のほうから、時短したいというような投げかけをされたということですか。

(知事)そうです。本県から対策が必要であるということを申し上げました。

(記者)200人を超えている状況になっていますが、現在も24条の措置で2週間程度、効果を見るという考えに変わりはないのでしょうか。

(知事)はい。本県は19日に発表して、福岡市内の時短が今日から始まっているところです。この県としての対策、措置について、その効果をしっかり見極めていきたいと考えています。

 

(記者)より強い措置、まん延防止等重点措置、あるいは緊急事態宣言の要請に対するお考え、今の現状についてお考えをお聞かせください。

(知事)19日に発表した措置について、特に飲食店の皆さんに対する要請については今日から発動します。この対策の効果をしっかりと見ていく必要があると思いますので、それを踏まえて今後判断していきたいと考えています。

(記者)効果が出るのが1週間、2週間で、すぐには効果は出ないと思うのですが、1週間から2週間、あるいは10日くらい効果を見極めたいというお考えでしょうか。その際に何か動く可能性があるかどうか、その点も含めてお聞かせいただけますでしょうか。

(知事)新規陽性者の数、また、どのような感染経路であるかということを十分見極めていく必要があると思います。その上で判断していくことになりますが、本県としてはやはり今の対策をしっかりと実施していくということが必要だと考えています。

 

(記者)先日の対策本部会議では市中感染を疑わざるをえないという表現でしたけど、今回は市中感染の状況と言葉が変わっていると思うのですが、結果だけ見ると、感染拡大のスピードに対策が全然追い付いていないように見えますが、その辺は、前回も聞きましたけれども、適切なタイミングで対策を打てているというお考えなのでしょうか。

(知事)このような感染状況を踏まえて対策を打っていますので、本県としては、この対策をしっかりやっていくことが感染の拡大防止につながると考えています。

(記者)前回も聞いたのですが、前回、福岡市だけに限ったのは、効果的な対策を打って効率良く効果をあげるというような話でしたけれども、結局今回みたいに五月雨式に対象を増やしていく感じだと、結果的には効率が悪いような気もするのですけれども。早めに手を打つというのだったら、一気に、県内全域に対策をとるという考えもあるかと思うのですけれども、今回の追加を踏まえて、やり方の考えの変化はないのでしょうか。

(知事)例えば、まん延防止等重点措置を採るとしても、措置区域は県下全域ではありません。やはり、必要な地域、必要な区域を特定して、そこに重点的に対策を打つというのがまん延防止等重点措置です。本県の今回の県単独措置も、市町村の皆さんと協議して、感染状況を踏まえて、どこにこの対策の措置を打つことが効果的であるかということを考えて、要請を行っています。それがまず、19日の段階では福岡市であると考えました。そして本日の状況を見て、ただちに久留米市に営業時間の短縮要請を行ったということで、今後も必要があれば、機動的に対応します。

 

(記者)他に久留米市のように感染拡大しているところはありますか。

(知事)今、他地域でも様々な感染状況となっていますが、その中身を見るかぎり、飲食に起因するものが非常に多い地域は見られません。今日の段階では、久留米市の飲食店の皆さんに時短協力をしていただくことが効果を生むと考えています。

 

(記者)知事は先日の経済団体との会合で、県内の感染状況について第4波の入り口に立っているという認識を示されました。その後に2日連続で200人を超え、現在の認識としてはどうですか。

(知事)先日以来、第4波の入り口に立っているという表現をしていました。やはりこの感染状況を見ますと、第4波の中にあると言わざるを得ないと考えています。

(記者)その一番大きい根拠は、市中感染がかなり強く疑われるということだと考えてよろしいでしょうか。

(知事)それと数値です。新規陽性者数。この動向を、今後措置を終了するにあたっても、しっかり見ていくと申し上げました。感染状況がかなり大幅に増加していること、それと感染経路不明者の割合が5割超という状態が続いており、市中感染の状況にあると言わざるを得ないので、厳しい認識を示したところです。

 

(記者)東京とか関西圏では、時短要請には限界があり、変異株のまん延により時短要請だけでは対応できないということで、より厳しい措置を求めていると思うのですが、福岡も変異株がだいぶ広がってきていますし、増え方も急激に右肩上がりになっていますが、その中で21時までの時短要請で感染者減らせるという見通しは少し甘いような気もしますが、いかがお考えでしょうか。

(知事)飲食店、事業者の皆さんについても、このようなお願いをしていますが、その前の段階として、やはり我々一人一人が基本的な感染防止対策をしっかりやる。そして、そのうえで不要不急の外出自粛や、会食などのいろいろな行動について自粛をしていただく、慎重に判断をしていただくということです。まずこれが最大の効果をもたらすのではないかと思います。そうすることによって、人と人との接触機会を減らす、さらに、飲食によるリスクも減らすということになりますので、そのようにご理解いただきたい。

(記者)経済へのダメージというのに割と重きを置いているから、こういう判断ですか。

(知事)経済に重きを置いているということではありません。感染防止と社会経済活動のバランスを考える必要があります。ただ最も大事なのは人の命を守るということ。これは言うまでもないことですので、このようなことを考えながら、今回の措置を決定しています。

 

(記者)まん延防止等重点措置と緊急事態宣言を要請するときの考え方ですけれども、指標がステージ3なりステージ4の基準を満たした段階でというのはイメージされていますか。

(知事)現在でもステージ3の数値に上がってきているものはあります。ただ、今回本県はこういう対策を打ちますので、この効果を見て、その後、新規陽性者数もしっかり見ていく必要があると思っています。

 

(記者)今回こういう措置を打ったことによって、GWをはさんで一週間後、10日後に確実に減らせるとお考えですか。

(知事)ぜひ減らしていきたいと思います。そのためには、県民の皆さんの不要不急の外出自粛、そして、事業者の皆さんの営業時間短縮に対するご協力が不可欠ですので、ぜひお願いしたいと思っています。

(記者)これまでの傾向を見ていると、久留米市とか大きな都市から波及していく流れが結構あると思います。さらに大型連休を迎えるので、福岡市と久留米市以外でもう少し早めに手を打つべきではないかという声もありますが、いかがでしょうか。

(知事)現在の感染状況を見ますと、今おっしゃるような想定で行きますと、まず考えられるのが北九州だと思います。北九州市の北橋市長もおっしゃっていますように北九州市の感染状況はまだそういった措置を打つべき状況ではないと判断しています。

(記者)北九州市に限らず他の都市も含めて、まだそうした段階にないので、必要ないというお考えでしょうか。

(知事)その他の都市についても、特に地域の陽性者が非常に増大している、またその原因が飲食に起因する、というところは現段階では見当たりません。

 

(記者)この対策の効果を見るということですが、対策を始める前から増加している状況にあり、ぐっと上がっていても効果が出るまでの2週間の間に耐え忍ぶと言い続けるのですか。

(知事)増加しているからこそ、19日に対策を打ち、また今日久留米市も追加したわけです。この対策によって、抑え込んでいくということですので、何も手を打たずに傍観しているわけではありません。

 

(記者)感染者が増えているなかで、医療提供体制をどうやって拡充していくかということが重要だと思いますが、病床や、宿泊療養施設の今後の確保の見通し、拡大時期を改めて教えてください。

(知事)宿泊療養施設については、久留米地域について1施設追加の協議を進めています。

(がん感染症疾病対策課)福岡市は、既存施設を更に開設し、今まで入れてなかった施設にまた陽性者を入れます。

 

(記者)病床は今802床で、1220床という当面の目標を示されましたが、病床を増やす見通しはいかがですか?

(知事)病床の確保計画を見直して、今、個別に協議を進めているところです。出来るだけ早く、少しずつでも上積みをしていきます。また、病床確保の状況が明らかになりましたら、発表します。

 

(記者)大型連休が近い中で、県民への呼びかけというのはいかがでしょうか。

(知事)GWが近づき、このようなコロナの感染状況がありますので、GWも含めて、不要不急の外出については、自粛をお願いします。また、特にまん延防止等重点措置の実施、あるいは緊急事態宣言地域との往来については、自粛をお願いします。その他の地域についても、行き先の感染状況や、利用する施設の感染防止対策の確認をきちんとしていただいて、慎重に判断し行動していただきたいと思います。

 

 

(終了)