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知事臨時記者会見 令和元年12月27日(金曜日)

更新日:2019年12月28日更新 印刷

知事臨時記者会見 令和元年12月27日(金曜日)

この会見録は発言をそのままではなく、文章とする際読みやすいように整理したものです。

この知事記者会見録の模様は、  ふくおかインターネットテレビ  動画配信しています。

(1)故・中村哲さんに県民栄誉賞を贈呈 (文化振興課)

 

 記者発表資料 [PDFファイル/193KB]

(知事)先日の記者会見において、私から、関係者で調整しながら検討を進めていると申し上げましたが、本日、福岡県では、12月4日、アフガニスタンで凶弾に倒れ、ご逝去された本県出身の中村哲医師に対し、これまでの功績をたたえ、福岡県県民栄誉賞を贈呈することとしました。

 ご承知のとおり、中村医師は、平成5年に福岡県文化賞の贈呈をしたペシャワール会の現地代表、また、PMS(平和医療団・日本)総院長として、長年にわたり医療活動に従事されるとともに、水や生活の糧に注目をされ、1,600本の井戸の掘削、また、本県の朝倉市にある山田堰を応用した用水路の建設などに取り組んでこられました。1万6,500ヘクタールもの土地を、東京ドーム3,500個ぐらいだと言われていますが、農地に変えることにより、現地の皆様の生活を大きく改善をされました。そのことにより、本当に多くの現地の皆様に親しまれ、アフガニスタンの復興に大きく貢献をされました。

 マグサイサイ賞やアフガニスタン国家勲章を受賞されるなど、今申し上げましたような活動は、アフガニスタンはもとより、世界各国で高く評価をされているところであり、その功績は、福岡県民にとって大きな誇りであります。また、希望と活力を与えるものです。このため、福岡県県民栄誉賞を贈呈することとしました。

 贈呈式ですが、1月25日に中村哲医師お別れ会が開かれる予定になっており、それに先立ち24日に県庁で贈呈をさせていただきます。

 あわせて、24日からは、中村医師の功績を広く県民の皆様にお伝えしようということで、展示を行います。ぜひ皆様方には足を運んでいただければと思います。

質疑応答

(記者)中村医師とこれまでの福岡県のつながり、平成5年に県文化賞を贈呈したというのはありますが、他に県とのつながりがあれば教えてください。

(知事)ペシャワール会やPMSの活動を広く県民の皆さんにお知らせしたり、募金活動のお手伝いをしたということだろうと思います。そういったご功績を評価した上で、平成5年にペシャワール会に対して県の文化賞を贈呈をしたという経緯になります。

(記者)関連してですが、以前の会見で小川知事が、中村医師が現地の様子を話すのを思い出すということでしたが、どういった場面でそういった、小川知事としてつながりがあったんでしょうか。

(知事)数度お目にかかっており、どういう機会だったか、なかなか思い出せないのですが、その時は、今までの活動を私なりに承知しておりましたので、その話をしたところ、現地での活動ぶりをお話しいただきました。

 特に山田堰との関係があり、世界灌漑遺産になってる山田堰、石堰ですが、それを応用したような、用水路を向こうでつくっておられるというお話を聞いて、山田堰が世界でそういう形で皆さんが応用されてるということに一つ感動したということと、現地で建機まで動かしてやっておられるという活動ぶりが非常に印象深く、すばらしい人だなと思ってお話を伺ったということが数回ありました。

(記者)これまでの受賞者は皆さんご存命で受賞されていると思いますが、中村医師に対しての授与はこれまで検討されたことはあったんでしょうか。

(知事)ペシャワール会でまず文化賞をお渡ししていたわけです。中村さんの、今申し上げたような活動というのは、ご存命だったら継続して続けていかれたと思います。将来、県民栄誉賞を贈呈される方の対象に当然なる方だろうというふうに思っていました。そういう意味では、ずっと活動を見守っていたという状況で、そういった活動をされている最中に凶弾に倒れられたということで、このような形で県民栄誉賞を授与させていただくことになりました。

(記者)贈呈式で、記念品に博多織タペストリー(中村医師の肖像画)とあるが、これはどういうものか説明していただけますか。

(知事)タペストリーは博多織で、いわゆる文様だけではなく、姿などを再現できるような織り方があるわけです。魁皇関の時に、魁皇関が塩をまいている時の、塩が宙を舞っているところも含めて再現をした博多織の織物、タペストリーを贈呈したことがありますが、伝統的な博多織の技術でもってご功績をたたえられないかという思いで、博多織のタペストリーにさせていただきました。                            

(記者)ペシャワール会としては、活動の柱だった中村さんをなくして、おそらくまだ活動が、色々大変なところもあると思うんですが、県として、さらに一層支えていくために何か取り組みをしようとか考えていますか。

(知事)まずはそういった活動、中村さんがやっておられたことを広く知っていただこうということで、24日からロビーでその活動ぶりをご紹介をすることを考えています。その席上では、募金箱といいますか、皆さんが寄附をしていただけるような箱を置いて、ペシャワール会の活動の一端を支援できないかと今は考えています。

 またこれから先、ペシャワール会自身がどういう体制を組んでいかれるかなど、そういうことがあるかと思いますので、そういったところとまたご相談をしながら、県としてやれることがあったらやっていくということだと思いますが、まずは活動ぶりを一人でも多くの県民の皆さんに知っていただきたい、そして、その活動を続けるために、支援の輪が広がっていけばいいと、それをスタートさせたいと思ってます。

 

(終了)

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