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天皇皇后両陛下行幸啓に係る宮内庁との共同会見 平成29年10月28日(土曜日)

更新日:2017年11月2日更新 印刷

天皇皇后両陛下行幸啓に係る宮内庁との共同会見 平成29年10月28日(土曜日)

この会見録は発言をそのままではなく、文章とする際読みやすいように整理したものです。

この知事記者会見録の模様は、  ふくおかインターネットテレビ  動画配信しています。

(県民情報広報課長)初めに直江行幸主務官から、本日の行幸啓日程全般及び明日の予定について説明をお願いします。

(行幸主務官)本日ですが、午前中に県勢概要のご聴取がありました。午後は、安川電機みらい館において、ロボット関係のものをご視察いただきました。また、ご視察の最後には両陛下と安川電機の会長、社長とのご懇談もありました。夜ですが、これから、海づくり大会の絵画・習字優秀作品御覧、引き続き歓迎レセプションにご臨席の予定です。

 明日の予定ですが、明日は午前中に第37回全国豊かな海づくり大会式典行事にご臨席になります。場所は宗像市の宗像ユリックスです。そして、お昼に玄海ロイヤルホテルにおいて大会関係者とのご会食があります。その後、宗像市の鐘崎漁港において、海づくり大会の海上歓迎行事にご臨席及びご放流の予定です。その後、宗像市の宗像大社において、ご参拝、そしてご視察の予定です。その後、夕方になりますが、ホテルに戻られるという予定です。

(県民情報広報課長)続いて、小川福岡県知事から、本日の行幸啓の概要及び感想等について説明をお願いします。

(知事)今も説明がありましたように、本日午前、天皇皇后両陛下におかれましては、県勢概要についてご聴取をいただきました。私の方からは、雇用を増やし、福岡県をもっと元気にする産業政策あるいは農業政策について、また一方で、温かみのある行政について、説明をいたしました。

 あわせて、何よりも、昨日訪問した被災地の皆さんが一日も早くもとの生活と仕事に戻れるよう、復旧・復興に全力で取り組んでいくということ、そして、その結果、県民一人一人が「この県に生まれてよかった」「生活してよかった」と実感できるような福岡県を県民の皆さんとともにつくっていきたいと、そういう私の思いをお伝えさせていただきました。

 両陛下におかれましては、大変ご熱心にご聴取いただきまして、幾つかご質問いただきました。

 農林水産業の分野において福岡県がブランド化を進めているイチゴの「あまおう」――赤い・丸い・大きい・うまい、それから、博多豚骨ラーメンの極細麺に合うような腰の強い小麦を県で開発した「ラー麦」があります。そういったものについて説明をしたところ、福岡県が世界で初めて開発に成功した種のほとんどない甘柿について、とてもご興味を示されておられました。

 また、今年福岡県が初めてアメリカのハワイに輸出した温州ミカンについて紹介をしたところ、手で簡単にむけるミカンというのは海外にあまりないので、海外の人にとっては興味深く、評判になるのではないかということをおっしゃっていました。

 女性の活躍について説明を申し上げたところ、皇后陛下は、EPA――経済連携協定に基づく看護師資格の合格者を増加させていくことに大変ご関心をお持ちのご様子で、この制度がもっと広がっていけばいいですねとおっしゃられました。

 そのことに関連して私の方からは、福岡県の取り組みであるEPAに合格せず本国に帰る方々が大勢いますが、そういった方々に福岡県から看護師を本国に派遣し、試験の合格に向けた支援を行っているところです。それを説明申し上げたところ、いい試みなので、もっともっとこれが広がっていけばいいですねということをおっしゃっていただきまして、非常に元気づけられました。

 ちなみに、インドネシアに本県から看護師を派遣し、受験のお手伝いをして、その結果、昨年平成28年は、正看護師1名、准看護師5名の方が、福岡県の制度を使って合格しました。

 もう一方で、高齢者の活躍について説明をしましたが、福岡県は全国に先駆けて、年齢にかかわりなく活躍してもらうために「70歳現役応援センター」というものをつくっていますが、このセンターの活動は、日本よりも高齢化のスピードが速く進展している韓国をはじめ、アジアの各国から非常に関心を持たれています。そのことについても触れてご説明申し上げたところ、高齢者の方がそれぞれ自分に合った職場が見つかって、長く働くことができるということはすばらしいことだというふうにおっしゃっていただきました。

 その後、先ほどご紹介があったように、産業用ロボットでは世界トップシェアレベルを誇っている安川電機のみらい館で、歩行アシスト装置の実例紹介あるいは産業ロボットの展示などをご覧になっていただいました。いわゆる産業用ロボットといった福岡県が誇る最先端技術によるものづくりの楽しさ、すごさというものをご体感いただけたのではないかと思っています。

 この歩行アシスト装置の実例紹介では、日頃この装置を利用されている脊椎を損傷した安川電機の社員の方が実際に使っているところをご覧いただきましたが、使ってみてどうですかというご質問に対して、この社員の方が事故当時は歩くことができなかったけれども、このロボットの力を借りて今では歩くことができるようになった、届かないところも届くようになった、精神的にも支えになっているということを答えていたのが非常に印象的でした。

 また、安川電機には平成2年の国体のときにご訪問いただきまして、その際、産業用ロボットがクロガネモチの木を植えましたが、それを陛下にご覧になっていただきました。今日はその木の横で従業員が両陛下をお迎えしていました。陛下が懐かしそうなご様子で、にこやかに従業員の方にお応えしていらしたのが印象深く、私の心に刻まれたところです。

 この後は、いよいよ海づくり大会の関係の絵画・習字優秀作品をご覧いただいたり、レセプションにご出席をしていただく予定です。

 本日も雨の中ではありますが、3,300人を超える大勢の方々にご奉迎をいただきました。本日で行幸啓2日目です。明日はいよいよ、第37回全国豊かな海づくり大会福岡大会です。福岡県としては、この大会が意義深いものとなるよう努めまして、両陛下にとりましても思い出深い大会となるよう心から願っているところです。

(県民情報広報課長)続いて、河南侍従から、本日の両陛下のご様子及びご感想について説明をお願いします。

(侍従)今日ここまでは、今ご紹介があったとおりです。県勢概要のご聴取、それから安川電機へのご訪問ということで、ご様子等について私から特に申し上げるようなことはありません。

 

 質疑応答

(記者)先ほどの安川電機のご訪問の際に、まず会長、社長とご懇談されたということでしたが、そのとき具体的にどのようなお話が両陛下からあったかということをお聞かせいただきたいのと、もう1点、安川電機のほうで従業員の方が出迎えられて、木をご覧になったときにお声かけがあったということですが、具体的にどういったお声かけをなさっていたかご紹介ください。

(侍従)ご視察の後、両陛下はご休所に入られたのですが、そこで安川電機の社長と会長をお呼び込みになったのですが、そこには両陛下とそのお二方だけですので、やりとりについては承知をしていません。

(知事)それから、二つ目のご質問ですが、食事をされた木のところは、離れたところでお手振りをされて、お声がけはありませんでした。その木をご覧になって、その横の従業員の方々に手を振られて、にこやかにお応えいただいた、そのご様子を私の印象としてお伝えしたものです。

 

(記者)県勢概要の中で、昨日、被災地を訪問されましたが、被災地についての具体的な質問等があれば、ご紹介ください。

(知事)今日の県勢概要については具体的なご質問はありませんでした。県勢概要のご説明が全部終わって、色々ご質問にもお答えした後、最後に、こういった県政をしっかり進めていきなさいという話と、あわせて、何よりも被災地の皆さんの一日も早い復旧・復興、もとの生活に戻すということに全力を挙げてくださいということを言っていただきました。

(記者)甘柿について興味があったということなのですが、もう少し詳しく教えてください。

(知事)柿には種があるものとないものがありますが、種のないものは、今までは渋柿を科学的処理していたものしかありませんでした。甘柿という柿の種類でもともと甘いもの、甘くしなくていいもの、これについては種のないものがありませんでした。これを福岡県の農業試験場で世界で初めて開発に成功しました。それを3年前から市場に出していまして、その写真とあわせて、種のほとんどない甘柿の開発に世界で初めて成功しましたとお伝えしたところ、そういうものができたのですねという意味で驚かれていたということで

す。

 

(記者)両陛下が北九州市に訪問されるのはいつ以来なのか、福岡県に来られるのはいつぶりか教えてください。

(知事)両陛下そろっての行幸啓としては、10年前、平成17年の西方沖地震の後、被災者の方をお見舞いのためにご訪問いただいて以来、10年ぶりです。当時、両陛下は北九州に行っておられないと思います。

(県民情報広報課長)平成2年の第15回国民体育大会秋季大会及び地方ご視察のときに、北九州にお見えになった、行幸啓になったという記録はあります。

 

(記者)先ほどの温州みかんのところで、海外で評判になるのではというお話があったということでしたが、これは天皇皇后両陛下のどちらからお話があったのでしょうか。

(知事)皇后陛下でいらっしゃいます。海外では皮のかたいオレンジをナイフを使ってむくことが多いので、それに比べたら、手でさっとむけるのはすばらしいことだとおっしゃっていました。

(記者)高齢者のお話で、それぞれ自分に合った仕事で長く働くことができるのはすばらしいという趣旨でおっしゃったお言葉はどちらでしたか。

(知事)これも皇后陛下でいらっしゃいます。

 

(記者)昨日もかなりお忙しい日程で、今日も、安川電機で拝見していると、陛下が渡り廊下の屋根の前まで出てお手振りをされていて、ちょっと雨にぬれたのではないかという気がするのですが、両陛下のご体調はいかがでしょうか。あと、今日の午前中はゆっくり過ごされたのでしょうか。

(侍従)まず、ご体調については、昨日はかなりハードなご日程でありましたが、今日もいつもと変わらないご様子にお見受けいたしていました。午前中は、おっしゃられたとおり、ご日程としては知事からのご説明を受けられるということで11時からお聞きになられたのですが、それ以外のお時間も、海づくり大会に関するさまざまな資料に目を通されていることが多い雰囲気で、必ずしもごゆっくりということではなく、さまざまなご準備をされているという印象を受けています。

 

(記者)明日の天気予報が今日と同じく雨ですが、どの程度で荒天時の日程に変更されるのかと、その場合の連絡手段などを教えてください。

(知事)今、気象台とも色々連絡を取っています。明日5時過ぎに集まり、最新情報で最終的な決断をして、お伝えしたいと思っています。

 

(記者)看護師の資格試験の合格に向けた支援を行っているという説明の中で、この制度が広がればいいですねと皇后様がおっしゃったということですが、ほかに何かお言葉がありましたらご紹介ください。

(知事)県勢概要の中で、これからの行事とも関連しますが、明日、提灯奉迎があると聞いていますが、その際、昨年末にユネスコの世界無形文化遺産に登録された戸畑祇園大山笠にも参加してもらう予定になっています。無形文化遺産に登録された旨のご紹介をしたときに、どんなものですかと問われ、昼間は山車に人が乗ってパレードをするのですが、夜はピラミッド型に組み立てて、提灯山笠に姿変えをするというユニークな祭りであることをお伝えしたところ、非常に興味深そうで、楽しみだという感じで反応されていらっしゃいました。

(記者)看護師資格について教えて下さい。

(知事)看護師資格についてはそれ以上のことはありませんでしたが、合格された方が日本に定着しやすくなればいいなということはおっしゃっていらっしゃいました。

 

(終了)

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