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12月17日、株式会社HIROTSUバイオサイエンス代表取締役 広津 崇亮氏が、線虫を用いたがん早期発見技術「N-NOSE(エヌ・ノーズ)」の来年1月からの事業化を小川知事に報告するため、協力機関である公益財団法人福岡県すこやか健康事業団理事長 松田 峻一良氏と共に県庁を訪問されました。
県では、久留米地域を中心に「福岡バイオバレープロジェクト」を推進しており、医薬品、バイオツール、機能性食品などの研究開発を支援しています。
当プロジェクトで支援した「N-NOSE」は、すぐれた嗅覚を持つ線虫ががん患者の尿に近づく習性を利用した、安価で簡便、高精度ながんのリスク判定検査です。
知事は、事業化へのお祝いを述べるとともに、県が推進している「ふくおか健康づくり県民運動」に触れながら、「県としても、がんの早期発見、早期治療につなげていきたい。それに対して光明をもたらすものだと思います」とあいさつしました。
(写真)あいさつする知事
(写真左から)(公財)福岡県すこやか健康事業団理事長 松田氏、(株)HIROTSUバイオサイエンス代表取締役 広津氏、検査のデモンストレーションの説明を受ける知事
(写真左から)松田氏、知事、広津氏