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福岡よかとこビジネスプランコンテスト2022受賞者の決定

発表日:2023年1月31日 14時00分 印刷
担当課:
商工部新事業支援課
直通:
092-643-3591
内線:
3688
担当者:

「福岡よかとこビジネスプランコンテスト2022」受賞者決定

 地域の強みを活かした、または地域課題を解決する新しいビジネスの創出を支援する「福岡よかとこビジネスプランコンテスト」の最終審査会を1月21日(土曜日)に開催しました。12名のファイナリストがビジネスプレゼンテーションを行い、大賞、地域活性化賞、ビジネスモデル賞、チャレンジマインドダイバーシティ賞、学生チャレンジ賞の5名の受賞者を決定しました。

【審査結果】

○大賞(賞金50万円)

加藤 美咲(かとう みさき) 氏〈朝倉市〉
試してうつわ選び cafe&gallery SIKI (試器)

洋服で言えば試着。食べ物で言えば試食。東峰村で作られる伝統的工芸品である小石原焼や高取焼を飲食店にて実際に試用して(試器)、購入も可能なカフェ兼ギャラリーを開業する。

○地域活性化賞(賞金10万円)

安田 侑樹(やすだ ゆうき) 氏〈田川市〉
私たちの秘密基地
~すべての子どもたちが自分の可能性を信じてチャレンジできる場所を作る~】

何かしらの原因で心や体が傷つき心理的安全がない、自分の居場所がない子どもたちに対し、安心して過ごせる環境、居場所を作ること、そして様々な体験活動を通して自分の人生に当事者意識をもつことをミッションとした事業プラン。

○ビジネスモデル賞(賞金10万円)

平井 一之介(ひらい かずのすけ)氏〈八女市〉
高齢者とZ世代を繋ぐバーチャル収穫サービス(仮称:MICHIBIKI)

イチゴ、トマト等の農産物の摘み取り体験をバーチャル空間に実装させ、コロナで足を運ぶことが困難な消費者ニーズに対応する。また、高齢者や外国人等、希望があっても現地に赴けない方のニーズも掘り起こす。また、アバターを介することによりお客様の接客も行う。実空間とバーチャル空間を融合させた空間の各々のイチゴには、甘み、酸味、大きさ、完熟度等の指標がリアルタイムに表示され、それらの情報を元に自身のアバターが摘み取った世界に一つの商品が後日自宅等に到着する。この「体験+商品」によりワクワクする楽しみも増すような仕掛けを施す。

○ダイバーシティ賞(賞金10万円)

岩尾 至和(いわお ゆきかず) 氏〈福岡市〉
聞こえない人たちの強みを活かす~難聴者に特化した事業発展コンサルティング

難聴者は、「聞こえないからできないだろう」と思われることが多く、仕事における多くの場面、さらに言うと就職活動の段階で挑戦の機会が減ってしまう現状がある。一方で、聞こえなくても、双方の協力とちょっとした工夫さえあれば十分な意思疎通ができ、聞こえないが故の突出した能力(視覚情報・機微を読む力など)を発揮でき、良い成果へ繋げられる。目の前の課題である難聴者の職場環境整備に加え、未来を見据えた難聴の学生及び若年層のキャリア支援を実施し企業と繋ぐことにより、「雇用の多様性」「事業発展」を同時に達成する。

○学生チャレンジ賞(賞金5万円)

市丸 裕也(いちまる ゆうや) 氏〈北九州市〉
【キタキューバーガー、地球を救う】

若者の人口流出、障がい者雇用、市外への悪印象など北九州の地域課題の解決策を重ね合わせた「キタキューバーガー」を北九州の名産品にする。北九州にいる農家・パン屋・栄養士・就労支援事業者などと協力し開発を行うことで文化や環境・健康問題に目を向けるきっかけになり、訪れるきっかけにもなる。北九州の魅力が詰まった若者らしい映えるカラフルなハンバーガーを通して、 北九州の魅力創出・再発見を行い、誇れる北九州を実現する。

○ファイナリスト(※五十音順、受賞者除く)

・池本 あかね (いけもと あかね)氏〈福岡市〉
【書道家保育士の「水」書道教室】

毛筆での文字指導や書道・文化体験は、幼児期の発達・成長に欠かせない要素が多く含まれている。だが、墨の汚れが気になり、教え方もわからない!習字や書道を習わせたいけど、時間がない!
そんな、子供への字の不安を抱えるママ、独学で字を教えている幼稚園の先生や保育士に代わって、書道と保育のプロが、園の保育時間に「水」書道教室を行う。どんな子も書くことが大好きになり、どんどん字が上手くなる幼児専⾨の書道を事業展開するプラン。

 

 

 

()・石井 瞭(いしい あきら)氏〈久留米市〉
【久留米のテロワールを活かして障害者と最高のワインペアリングを141酒店で実現】

2023年3月頃に久留米市でこだわりのワインと食事のペアリングが体験出来るカクウチ併設の酒店を開業予定。久留米市は農業産出額で福岡県第1位。そしてテロワール(自然環境)が良く魅力的な農作物が揃う。ワインソムリエの私と、介護福祉士の妻のタッグに加えて、障害者の得意を活かしながら、141酒店のカクウチで提供する最高のペアリングを一緒に作る。農作物の選定から、試作・ペアリング検証・提供まで共作していく!久留米・私・妻・障害者の強みを活かして久留米の経済にも貢献していく。

 

・加藤 望(かとう のぞみ) 氏〈久留米市〉
【福岡筑後うどんを世界へ発信】

1981年にうどんそば店として創業以来、個人事業として店内飲食事業を40年間行ってきた当店が、2021年8月に世代交代と同時に法人化。それを機に既存事業に加えて、海外に福岡のうどん文化を発信すべく、新たに海外観光客向けのうどん打ち体験事業を展開する。

 

 

 

()・古賀 美佳(こが みか)氏〈福岡市〉
【終活の新しいカタチ「infome」】

日本でなかなか普及しない「人生会議」。私たちは、「人生会議」をお手伝いする革新的サービスを考案。“人生の羅針盤(仮サービス名)”は、人生の物語を動画で保存、お届けするサービスである。継続的なプロセスとし、かつ大切な人と共有できるシステムの構築を実現。決して医学的なことではなく、健康なときから誰しもが気軽に語れるストーリーを専門家とともに創り上げることができる。この商品が“より自分らしく生き抜く”ことを実現する大きな第一歩になると確信している。さあ、家族のコミュニケーションをはじめませんか?

 

 

 

()・坂尻 蒔穂(さかじり しほ)氏〈福岡市〉※学生
【HelPy(ヘルピー)】

このプランは、スマホ、ロボット家電などの使い方や設定ができない高齢者や体の不自由な方と、デジタルに詳しい学生とをつなげるマッチングサービス。急速な少子高齢化で介護の人手不足が問題となっており、ヘルスケア用のAIやロボットの導入が進むことが予想される。しかし、家庭内にそれらを導入するためには、ネットやデジタル技術の知識が必要である。学生が手伝うことで導入が進み、生活が便利になり、介護の助けとなる。また、学生の社会参加の増加により地域活性化につながる。

 

・宮川 良(みやがわ りょう) 氏〈柳川市〉
【博多オクラ・シメジ野菜スナック】

柳川オクラ、大木シメジ、ともに全国的にもブランド力がある。フードロスが話題となる時代、生鮮で.販売する中で、規格外品や出荷量が労働力を上回り廃棄している現状である。そんな廃棄する野菜も、出荷する野菜と変わらずおいしく食べられる。そんな野菜を生かすために、化学調味料不使用、真空フライ(低温、減圧)で作ることによって風味栄養を損なわれず、独特の触感が楽しめる野菜スナックを商品化する。

 

・吉田 然(よしだ しかり)氏〈福岡市〉
【DAshika(ダシカ)】 

歯科医院による訪問診療のアシスタント事業。オーラルフレイルの高齢者が増加している中、歯科医院の訪問診療が今後の健康増進に欠かせない。しかし、多くの歯科医院は外来をメインとしているため、外来を閉めて訪問診療を行わざるを得ない状況である。そこで、歯科の訪問診療に特化したアシスタントを同行させることで、歯科医院にとっての負担を軽減させ、歯科の訪問診療を促進させ、オーラルフレイルを予防する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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