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福岡県医師会、大牟田市、大牟田医師会と、「とびうめネット」の利用拡大のための連携及び協力協定を4者で締結します
福岡県では、高齢化の進行等に伴い、平成・令和の間に救急出動件数が約2.5倍増加。また、近年、激甚化、頻発化する災害に加え、新型コロナウイルス感染症への対応など、本県の救急医療を取り巻く環境は大きく変化しています。
福岡県医師会診療情報ネットワーク「とびうめネット」は、患者の緊急搬送時に、事前に登録された既往歴等の情報を救急隊や医師が確認することで、より適切な処置をより迅速に行うことができるなど、県民の安全・安心につながる非常に有効なツールです。
現在、「とびうめネット」への患者基本情報の登録に市町村国保のレセプトデータ等行政保有情報を活用し、県全域で患者を支える取り組みを進めており、この一環として、県、福岡県医師会、大牟田市及び大牟田医師会の4者で協定を締結することとなりました。
こうした4者協定は本県初の試みであり、今後、この協定に基づき、4者が一体となって「とびうめネット」の利用拡大を推進してまいります。(今後、同様の取り組みを他市町村へ展開予定)
協定締結式の概要
(1)日 時:令和5年1月19日(木)15時30分 から16時15分
(2)場 所:大牟田市議会 議場(大牟田市役所3階)
(3)締 結 者:福岡県
服部 誠太郎 知事
公益社団法人福岡県医師会
蓮澤 浩明 会長
大牟田市
関 好孝 市長
一般社団法人大牟田医師会
杉 健三 会長
(4)協定の内容:レセプトデータ等活用事業(※)に関することなど
(5)次 第:開会、出席者紹介
協定内容の説明
署名、写真撮影
あいさつ(服部知事、蓮澤会長、関市長、杉会長)
閉会
※ レセプトデータ等活用事業とは、かかりつけ医による「とびうめネット」へのデータ入力を省力化するため、本人の同意の下、市町村国保や後期高齢者医療のレセプトデータ等を当該「とびうめネット」の「救急医療支援システム」にある患者基本情報欄に自動掲載させ、患者の救急搬送時に医療機関がその情報を閲覧できる環境を整備し、より適切な医療・介護の提供につなげる事業のことです。