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中学生向け「大麻乱用防止教育用動画」を制作しました!~中学生への大麻乱用防止啓発を推進~

発表日:2022年11月30日 14時00分 印刷
担当課:
保健医療介護部薬務課
直通:
092-643-3287
内線:
3143、3117
担当者:
児玉、桝田
 
  • 近年、若年層を中心に大麻の乱用が広がっており、令和3年の県内の少年(19歳以下)の大麻事犯検挙補導者数は65人と過去最多でした。同年に福岡県警が少年の検挙者に実施した調査では、大麻の有害性の認識は「なし」が69%と危険性が軽視されていること、大麻を始めたきっかけは65%が「誘われて」であることが判明しています。
  • また、国の研究機関による調査研究(※)では、中学生全体の中で、大麻を一度でも使用したことのある人の割合は0.3%(約300人に1人)と推計されています。 
  • このような状況を踏まえ、県では、県警、県教育庁と連携して、大麻の健康影響、誘いへの対処法を理解するための中学生向け「大麻乱用防止教育用動画」を2本制作しました。本動画は、中学生と専門家によるトーク番組風に仕上げたことが特徴で、中学生がクイズや実践に挑戦しながら学ぶ内容となっています。

 (※)国立精神・神経医療研究センター「飲酒・喫煙・薬物乱用についての全国中学生意識・実態調査」

 

1 公開日

  • 令和4年12月2日(金)12時から公開

  • 福岡県薬物乱用防止啓発サイト(https://www.no-drugs-fukuoka.jp/education/)に掲載

2 概要

  • タイトル「みんなで考えよう!大麻乱用防止教室」(大麻による健康影響編、大麻の誘いへの対処編の2本) 

  • 中学校において、薬物乱用防止教室(外部講師による講演)や、教員がクラス単位の授業で活用することを想定。教員向け参考資料あり。
  • 県内の中学校には令和4年12月中にDVDを配布する予定。

【大麻による健康影響編】(約14分)

  • 大麻乱用の実情、健康影響、困った時に相談することの大切さを学ぶ。
  • 大麻を使ったらどうなるのか?についてのクイズに挑戦!

         大麻による健康影響編イメージ

   【大麻の誘いへの対処編】(約18分)

  • 少年たちが大麻を使ってしまったきっかけ、誘いから身を守るコツを学ぶ。
  • トークアプリ、対面の場面での誘いを想定し、断ることに挑戦!

        大麻の誘いへの対処編イメージ

3 出演

  中学生:4人(3年生2人、2年生2人)

  専門家:国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部

       嶋根 卓也(しまね たくや)心理社会研究室長

       福岡県警察本部生活安全部少年課 飯塚少年サポートセンター

       森 治美(もり はるみ)係長

  司 会:小柳 有紀(こやなぎ ゆうき)氏 

4 本動画の広報について

  • ラジオ特番「みんなで考えよう!大麻乱用防止教室ラジオ」をラブエフエムで放送(令和4年12月4日(日)15時30分~16時) 

    動画に出演した中学生と小柳有紀氏による収録の振り返りトーク

  • ソラリアビジョン(福岡市中央区天神)で広告を放映(12月2日~12月28日)

 

   <参考> ○福岡県の大麻事犯検挙者数の推移(福岡県警調べ)

            福岡県の大麻事犯検挙者数の推移(福岡県警調べ)

          ○令和3年 大麻を使用した少年に対する実態調査(福岡県警調べ)

                   令和3年 大麻を使用した少年に対する実態調査(福岡県警調べ)