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福岡県とCJPT(株)との連携協定締結式を行います ~FC(水素燃料電池)トラックなどの商用FCモビリティの普及を連携して推進~
〇世界的に脱炭素化に向けた動きが加速する中、カーボンニュートラルのキーテクノロジーと位置付けられている「水素」に関する注目が高まっています。
福岡県は、これまで、全国に先駆けて「水素」の取り組みを進めており、本年8月、巨大市場に拡大することが見込まれる水素関連産業への参入支援や「グリーン水素」へのシフトを目指す新たな水素戦略を策定し、改めて、産業の拡大に向け取り組みを進めています。
〇コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ株式会社(以下、「CJPT(株)」:トヨタ自動車、いすゞ自動車等が出資する合弁会社)は、商用車部門において実用的かつ持続的にカーボンニュートラルを実現することを目指し、FCV(水素燃料電池車)をはじめとする次世代の電動車の導入、CASEなどの先進技術のイノベーションに意欲的に取り組まれている企業です。
〇CJPT(株)は、福岡県の新たな水素戦略に賛同し、この度、水素社会の実現に向け、FCモビリティの普及に関して、県と連携して取り組んでいくことについて合意し、連携協定を締結することとなりました。
連携協定締結式を以下のとおり執り行いますので、お知らせします。
県・CJPT(株)の連携協定締結式
【日 時】 令和4年12月26日(月)10時15分~10時40分
※知事と中嶋社長による質疑応答の時間を設定します
【場 所】 特別会議室(県庁行政棟8階)
【出席者】 ・福岡県知事 服部 誠太郎
・CJPT(株) 代表取締役社長 中嶋 裕樹(なかじま ひろき)
(トヨタ自動車(株) CV Company President)
【同席者】 県商工部長 初田 寿
【共同取組の骨子】
1.FCトラック/乗用車を通じた商用・公用車両へのFCモビリティの導入企画と実行
2.地域交通等へのFCモビリティ導入企画と実行
3.大型FCモビリティの幹線道路活用に向けたインフラ整備の促進
福岡県とCJPT プレスリリース資料 [PDFファイル/977KB]
■ CJPT株式会社について
・ 正式名称 Commercial Japan Partnership Technologies
(コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ)株式会社
・ 所 在 地 東京都文京区
・ 資本構成 トヨタ自動車(株)(70%)、いすゞ自動車(株)(10%)、スズキ(株)(10%)、ダイハツ工業(株)(10%)
・ 事業内容 商用車におけるCASE技術・サービスの企画
■ 新水素戦略「福岡県水素グリーン成長戦略」について
全国に先駆けて水素に取り組んできた福岡県として、今後巨大市場として拡大することが期待される水素分野での産業の集積を目指し、本年(令和4年)8月に策定。
【戦略の2つの視点】
1.「水素」の巨大市場形成と、カーボンニュートラルの流れを受け、産業政策を展開
2.「グレー水素」(化石燃料から製造する水素)から、「グリーン水素」(再エネ電力を活用するなど、製造時にCO2を排出せずに製造する水素)へ
【戦略の3つの柱】
1.水素製造のイノベーション
水素製造の低コスト化・多様化を図るため、先進的な開発・実証を推進。
2.水素利用の拡大
水素関連産業の成長に向け、「つかう」分野での先進的なモデル事業を展開する。
3.水素関連産業の集積
1.2.の柱を進めつつ、水素関連産業への参入促進等で、水素関連産業の集積を図る。