本文
「生鮮食品ロス削減活動の手引き」を作成しました ~食品ロスの削減を通じて、子ども食堂等の支援へ~
○ 県では、平成28年から県民運動として食品ロス削減を推進しており、その一環としてフードバンク活動の普及・促進に取り組んでいます。
○ しかし、野菜や果物等の生鮮食品は、消費期限が短いことから、フードバンク活動で取り扱いにくい場合があり、地域によっては食品を必要としている方に迅速に届けるための仕組みがないことから、余剰の食品を廃棄せざるを得ない事例が見受けられました。
○ こうしたことから、生鮮食品ロスの削減及び有効利用を促進するため、県と(公財)福岡県リサイクル総合研究事業化センターは、「生鮮食品ロス削減活動の手引き」を作成しました。
○ 本手引きは、直売所等で生鮮食品ロスが発生した場合に、それを廃棄することなく、子ども食堂や福祉施設等へ寄付できる体制づくりを各地域で促進していくことを目的として作成したもので、県内で既に直売所や福祉団体で取り組まれている先行事例の紹介や、地域で取り組みを進める際の参考となる情報を掲載しています。
○ 本手引きを農業、福祉等分野の関係者へ周知し、各地域における生鮮食品ロス削減に対応する体制の構築を促進することにより、食品ロス削減、生活困窮者支援及び食育・地産地消につながるよう取り組んでいきます。
1.内容
第1 手引きの目的、食品ロス・生活困窮者支援・食育・地産地消の現状
第2 対応体制構築のポイント、事例集(地域のJA、直売所、社会福祉協議会、ボランティア団体等による6つの先行事例を掲載)
第3 体制構築の流れ
その他 税制上の取扱い、生鮮食品ロス対応体制構築指針検討会、関係機関
(規格 A4、20ページ)
2.入手方法
以下の電子版をダウンロードしてください。
生鮮食品ロス削減活動の手引き [PDFファイル/3.23MB]
なお、地域での対応体制構築のため、多数の本手引きの配付を希望される方は、循環型社会推進課まで御相談ください。