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エムポックス(旧名称:サル痘)患者の発生について
発表日:2023年11月16日 14時00分
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担当課:
がん感染症疾病対策課感染症対策係
直通:
092-643-3597
内線:
3064,3065
担当者:
中山、阿部
令和5年11月14日、県内の医療機関から管轄保健所にエムポックスの届出がありましたので お知らせします。
エムポックスは、現在全国で累計218件の届出があっていますが(令和5年11月10日公表時点)、県内では今回が初めてとなります。
なお、エムポックスを診断した医師は全数届け出る義務があります。
【患者の概要】
- 年代等
30代、男性、福岡県在住 - 症状
発熱、発疹、頭痛、リンパ節腫脹 など - 患者の状況
状態は安定している
お願い
※報道機関各位におかれましては、患者及び患者家族等について、本人等が特定されることがないよう、格段の御配慮をお願いします。
県民の皆様へ
- エムポックスは、エムポックスウイルスによる感染症で潜伏期間は6~13日(最大5~21日)とされており、潜伏期間の後、発熱、頭痛、リンパ節腫脹などの症状が0~5日続き、発熱1~3日後に発疹が出現します。
- 多くの場合発症から2~4週間症状が持続した後自然に回復しますが、稀に重症化することがあります。
- 感染した人や動物の皮膚の病変・体液、血液に触れた場合(性的接触を含む。)、患者と近くで対面して長時間の飛まつにさらされた場合、患者が使用した寝具等に触れた場合等により感染します。
- 発疹がかさぶたとなり、全てのかさぶたが剥がれ落ちてなくなるまで(概ね21日間程度)は周囲の人や動物に感染させる可能性があります。
- 感染が疑われる症状がある場合は、かかりつけ医など医療機関を受診してください。
また、受診の際は、自家用車など他人との接触をなるべく避けられる交通手段を用いるか、公共交通機関を利用する場合は、マスクの着用や発疹部位をガーゼなどでおおう等の対策をしてください。
なお、提供資料については、以下のPDFをご覧ください。