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感染防止認証店(飲食店・宿泊施設)の認証基準を見直します
新型コロナの感染拡大防止のために各業界が定めている業種別ガイドラインは、オミクロン株の特性やマスク着用・手指衛生の定着の状況を踏まえ、昨年12月以降、順次改訂されています。
これに伴い、本日1月25日から、県の感染防止認証店(飲食店・宿泊施設)の認証基準を見直します。
また、県内認証店の取組状況から、認証後の遵守状況の調査について変更します。
安心して飲食や宿泊を楽しむため、利用者や事業者の皆さまにおかれましては、認証基準の見直し後も、感染防止対策の徹底をお願いします。
1 見直し時期
令和5年1月25日 水曜日
2 認証基準の見直し
(1)飲食店
【見直し前】 32項目+カラオケ有り3項目、接待有り3項目(全て必須項目)
【見直し後】 29項目+カラオケ有り2項目、接待有り2項目(全て必須項目)
主な見直し内容
1 オミクロン株の特性を踏まえた平時への移行に伴う見直し
・ 「日常的に接している少人数の知人等のグループ」は、同一卓上の距離の確保(アクリル板設置)は不要
・ カラオケ歌唱の際、距離の確保(2m)が可能な場合はマスク不要(聴く側はマスク着用)
・ 「カラオケボックスは定員の50%以内の利用」を基準から削除(距離確保・マスク等は必要)
2 マスク着用や手指衛生の定着による見直し
・ 大皿料理の提供は取り分け用の箸等の確保により、店員による取り分けは不要
・ カウンターでの利用客と店員間のアクリル板設置を基準から削除
・ ビュッフェスタイルでの飛沫感染防止のための料理・飲物カバーを基準から削除
(2)宿泊施設
【見直し前】 50項目(必須31項目、推奨19項目)
【見直し後】 37項目(必須29項目、推奨 8項目)
主な見直し内容
1 オミクロン株の特性を踏まえた平時への移行に伴う見直し
・ 「少人数の家族、同室に宿泊する利用者のグループ」は、飲食施設での同一テーブルの距離の確保(アクリル板設置)は不要
・ 同居家族以外は個室を提供する【推奨】を基準から削除
・ 従業員への定期的なPCR検査又は抗原検査【推奨】を基準から削除
2 マスク着用や手指衛生の定着による見直し
・ 飛沫感染を予防するためのフロントのアクリル板等【必須】を基準から削除
・ ロビーでのソファー等での利用者間の距離の確保(1m)【推奨】を基準から削除
3 認証後の遵守状況の調査
認証後の調査は概ね一巡し、対策も定着しているため、今後は認証後の定期的な調査を行わず、情報提供があった際の調査を基本とする。
参考(感染防止認証制度の概要)
飲食店・宿泊施設からの申請に基づき、調査員が店舗・施設を訪問し感染対策を確認。県が定める認証基準を満たす場合に認証書、認証マークを交付
飲食店 | 宿泊施設 | |
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制度開始 | 令和3年7月 | 令和4年1月 |
認証数 | 19,764店舗 | 949店舗 |
認証後調査 | 29,607回 | 771回 |