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(延期)大規模災害時に円滑に福祉支援を行えるよう「令和4年度 福岡県災害派遣福祉チーム員フォローアップ研修」を実施します!
近年、大規模な自然災害が各地で頻発しており、福岡県においても平成29年から連続して豪雨災害等が発生し、甚大な被害をもたらしています。 このような中、県では、県社会福祉協議会、福祉関係団体との連携のもと、令和2年度に福祉専門職からなる災害派遣福祉チーム(DWAT)を組成し、災害時に避難所等で発生する様々な福祉ニーズへ対応できるよう、平時からチーム員に対する研修等を実施しています。 本研修では、避難所における福祉ニーズやDWATに求められる役割を、避難所支援を想定した図上訓練で学ぶとともに、他職種との連携による支援方法等について理解を深めることとしています。 |
1 日 程
・令和4年9月13日(火)10時00分~16時45分
・令和4年9月14日(水)10時00分~16時45分
※同じプログラムを2日実施
2 会 場
クローバープラザ 東棟5階 506研修室AB
(春日市原町3-1-7)
3 対 象
養成研修を受講した福岡県災害派遣福祉チーム員登録者
4 内 容
(1)講義等(講師:オフィス園崎 代表 園崎 秀治(そのざき しゅうじ)氏)
DWATにおける被災者支援のあり方について 等
(2)実践報告(講師:静岡JRAT 事務局長 村岡 健史(むらおか たけし)氏)
災害リハビリテーション支援チームの役割について
(3)図上訓練(講師:オフィス園崎 代表 園崎 秀治氏)
初動期における避難所支援について、グループワークによる検討
テーマ:避難所における相談コーナーの開設について 等
5 主 催
福岡県災害福祉支援ネットワーク協議会事務局
(福岡県、社会福祉法人福岡県社会福祉協議会)
6 問い合わせ先
社会福祉法人福岡県社会福祉協議会 地域福祉部 災害福祉支援センター
TEL 092-584-3630
FAX 092-584-3790
7 福岡DWATについて
(1)概要
大規模災害※の発生時に、被災自治体からの要請、又は県の判断により、福祉人材※で構成された災害派遣福祉チーム(DWAT※)を被災地の避難所等へ派遣し、高齢者、障がいのある人、妊産婦等の要配慮者に対して適切な福祉支援を行うことにより、災害関連死等の二次被害の防止を図るもの。
県は、県、社会福祉法人福岡県社会福祉協議会、20の福祉関係団体で構成される「福岡県災害福祉支援ネットワーク協議会」を令和2年11月に設置し、DWATの活動が円滑に行われるよう関係団体によるネットワークを構築するとともに、令和3年3月に社会福祉法人福岡県社会福祉協議会及び各福祉関係団体と協定を締結し、派遣体制を構築している。
※大規模災害・・・災害救助法(昭和22年法律第118号)が適用され又は適用される可能性があると認められる規模の災害
※福祉人材・・・介護支援専門員、介護福祉士、言語聴覚士、作業療法士、社会福祉士、手話通訳士、精神保健福祉士、理学療法士、保育士
※DWAT・・・Disaster Welfare Assistance Team
(2)災害時の主な活動内容
・避難所における福祉ニーズの把握、要配慮者のスクリーニング
・福祉的な観点での避難所の環境整備
・相談対応や介護等の生活支援など、要配慮者への直接支援
(3)チーム員の登録状況
251名(令和4年8月31日現在)