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子育てや家庭教育についてみんなで考えていきましょう
子育てや家庭教育についてみんなで考えていきましょう
令和4年度「小学生の保護者の家庭教育に関する調査」のまとめ
~ 43年間の推移をふまえて ~
1 調査の目的
福岡県では昭和55年度から概ね5年ごとに、幼児・小学生・中学生をもつ保護者を対象に「養育態度・意識の実態調査」を実施してきた。
令和4年度は、小学生の保護者の家庭教育に関する調査を行い、次の点を検討した。
○ 保護者の養育態度や意識の実態について明らかにする。
○ 昭和55年度、平成3、8、13、18、24、29年度に実施した調査と比較し、その経年変化をたどることで、時代とともに変化する保護者の養育態度や意識を明らかにする。
○ 今後の福岡県の幼児・小中学校期の一貫した家庭教育の充実・進行の基礎資料に資する。
2 調査の方法
本調査は県内小学生の保護者を対象に実施した。
(有効回答数:男性保護者1,751名、女性保護者16,467名、合計18,218名)
3 調査結果から提案すること
規則正しい生活習慣を身に付けましょう!
睡眠不足や眼精疲労などは、発達途上の子どもの今後の成長に対して、大きな影響を及ぼします。メディア利活用のルールなどを家庭で話し合い、規則正しい生活習慣を身に付けましょう。
家庭でのコミュニケーションを大切にしましょう!
勉強をみることやお手伝いをしてもらうことも、子どもとコミュニケーションをとる方法の一つです。子どもと向き合い、しっかりと子どもの言葉に耳を傾けることを大切にしていきましょう。
保護者が地域と関わって、子どもの地域参加をすすめましょう!
保護者自身が、地域で活動しながら地域の教育力を高めると同時に、子どもに対して社会の一員としてのモデルを示すことが大切です。学校行事や地域行事などで、保護者同士がつながり、直接対話できるような場づくりを進めていきましょう。
保護者自身が子育てを楽しみながら、子どもの成長を社会全体で支え合いましょう!
子どもが健やかに成長するためには、家庭も健やかであることが必要です。保護者自身が子育てを楽しむためにも、悩みを感じた時は、身近な相談相手に加え、いつでも相談でき、専門的な助言がもらえる機関を利用してみましょう。
4 その他
○ 調査結果については、当センターホームページ上で公開している。
http://www.fsg.pref.fukuoka.jp/center/index.html
○ ダイジェスト版は県内各教育委員会、社会教育・生涯学習関係課、公立小学校・義務教育学校に配布している。追加を希望する教育委員会、小学校等には送料自己負担による発想を予定している。
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