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福岡県と株式会社ボナックによる新型コロナ治療薬共同研究について

発表日:2020年5月14日 14時00分 印刷
担当課:
商工部新産業振興課
直通:
092-643-3448
内線:
3771、3772
担当者:
古賀、藤田
担当課:
保健医療介護部保健医療介護総務課
直通:
092-643-3238
内線:
3017、3018
担当者:
兵頭、山田

 現在、世界的に大流行している新型コロナウイルス感染症については、治療薬開発が喫緊の課題となっています。こうした中、ウイルス研究技術を有する福岡県保健環境研究所と核酸医薬技術で世界的な競争力を持つバイオベンチャー・株式会社ボナック(久留米市)で「新型コロナウイルス感染症治療薬」に関する共同研究を実施することについて合意しました。
 株式会社ボナックは、県が久留米市と連携し展開している「福岡バイオバレープロジェクト」で支援してきた、次世代医薬「核酸医薬」のコア技術を持ち、世界的に注目を集めるバイオベンチャーです。
 県保健環境研究所は、新型コロナウイルス感染症のPCR検査を行っている機関であり、新型コロナウイルスを取り扱うことができる施設(バイオセーフティレベル3施設)があることに加え、新型コロナウイルスに関する最新の知見、ウイルス研究の技術を有しています。
 県保健環境研究所、株式会社ボナックそれぞれの強みを活かし、既知の作用メカニズムとは異なる世界初の「核酸医薬」による新型コロナウイルス治療薬の開発を目指します。
 また、今回の治療薬開発に成功すれば、今後、新たなウイルス感染症が発生した場合でも、既存核酸医薬品の核酸配列を変えることのみで、新薬開発が可能となるため、ワクチン等ほかの医薬品に比べ、短期間で新薬実用化できることが期待されます。
 プロジェクトの詳細については、下記の締結式で発表いたします。

1 福岡県と株式会社ボナックとの共同研究覚書締結式

・日時:令和2年5月18日(月曜)13時30分から14時00分
 ※会見終了後に、株式会社ボナックによる質疑応答の時間を設定します。
・場所:特別会議室(県庁行政棟8階)
・出席者:
 福岡県知事 小川 洋(おがわ ひろし)
 株式会社ボナック 代表取締役社長 林 宏剛(はやし ひろたけ)
 公益社団法人日本獣医師会会長、福岡県議会議員 藏内 勇夫(くらうち いさお)
 久留米市長 大久保 勉(おおくぼ つとむ)
 福岡県議会議員 原口 剣生(はらぐち けんせい)
・同席者:
 県保健医療介護部長 飯田 幸生(いいだ ゆきお)
 県商工部長 岩永 龍二(いわなが りゅうじ)

2 株式会社ボナックについて

 「福岡バイオバレープロジェクト」により支援し、成長した企業で、現在、本社及び研究開発拠点を本プロジェクト支援施設「福岡バイオファクトリー」に置いている。
 日経新聞によるネクストユニコーン調査で200億円以上の価値を有すると評価されている注目のバイオベンチャー。
・設立:2010年2月
・資本金:3,877百万円
・代表:代表取締役社長 林 宏剛(はやし ひろたけ)
・事業:核酸原薬の製造、核酸医薬開発・支援
・本社:福岡県久留米市合川町1488-4 久留米リサーチ・パーク バイオファクトリー内

3 福岡県保健環境研究所について

 県民の健康と快適な環境を守るため、保健・環境行政を科学的・技術的側面から支える試験・研究機関で、新たな課題解決に向けた調査研究、試験検査及び教育・研修、情報発信の業務を実施している。(今般の新型コロナウイルス流行では、新型コロナウイルスのPCR検査を実施)
 今回の共同研究は、保健科学部ウイルス課が主として対応。
 ウイルス課では、様々な感染症や食中毒による健康被害の拡大防止と予防を目的に、 ウイルス等に関する試験検査及び調査研究を行うとともに、県内のウイルスの流行状況を監視、情報提供している。
・所長:香月 進(かつき すすむ)
・組織:管理部門、保健部門、環境部門の3部10課(研究職員約60名)で構成
 管理部(総務課、企画情報管理課、計測技術課)
 保健科学部(病理細菌課、ウイルス課、生活化学課)
 環境科学部(大気課、水質課、廃棄物課、環境生物課)
・住所:福岡県太宰府市大字向佐野39

4 福岡バイオバレープロジェクトについて

 県では久留米市と連携のもと、平成13年度に設立した産学官で構成する「福岡県バイオ産業拠点推進会議(事務局:株式会社久留米リサーチ・パーク)」を核に、久留米地域を中心としたバイオ関連企業等や研究機関の集積を目指すプロジェクト。
 「創薬」「バイオツール」「機能性食品」などの研究開発の促進やベンチャー企業の育成に取り組んでいる。