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県知事指定特産工芸品の新たな指定について~「芦屋釜」と「小倉織」~

発表日:2022年9月2日 16時00分 印刷
担当課:
観光局観光政策課
直通:
092-643-3454
内線:
3698、3699
担当者:
山口、脇谷

○ 福岡県では、県内で製造される郷土色豊かで、一定の伝統性を有する工芸品等を、県知事指定特産工芸品等として指定し、光をあてることで、伝統産業の振興に取り組んでいます。

○ このたび、新たに「芦屋釜」(製造地:遠賀郡芦屋町)及び「小倉織」(製造地:北九州市、遠賀郡遠賀町)を令和4年9月2日付けで県知事指定特産工芸品に指定しました。

○ 今回の指定により、福岡県知事指定特産民工芸品は計36品目となります。

 

芦屋釜(あしやがま)

 芦屋釜は南北朝時代頃(14世紀半ば頃)から、筑前国芦屋津(現在の福岡県遠賀郡芦屋町)で活動した鋳物師(いもじ)達によって造られた鉄製の茶の湯釜です。

 その製作は江戸時代初期頃に一度途絶えたものの、茶の湯釜の名品として現代の茶道界においても大変珍重されています。また、国指定重要文化財の茶の湯釜9点のうち8点を芦屋釜が占めており、美術品・文化財としての評価も非常に高いものです。

 芦屋町では、平成元年の「ふるさと創生事業」を契機に、全国に残る芦屋釜の調査・研究を行い、平成21年に復元の要件を満たした釜の鋳造に成功しました。

 現在、芦屋町が養成した鋳物師(いもじ)達によって、再び芦屋釜の製作が行われています。

(連絡先:芦屋釜の里 093-223-5881)

芦屋釜

芦屋釜(写真 芦屋釜の里)

小倉織(こくらおり)

 小倉織は、先染めした木綿糸を用いて、経糸が緯糸より密になるように織ることで表現される色彩豊かなグラデーションの縞模様が特徴で、地厚で丈夫、なめらかな質感の木綿の織物です。

 江戸初期から袴や帯、羽織として用いられており、徳川家康が鷹狩の時に小倉織の羽織を着ていたとの記録もあります。明治時代以降は男子の学生服などにも用いられ、昭和初期に一度途絶えたものの、昭和59年に築城則子氏により復元・再生されました。

 現在は北九州市、遠賀町で生産が行われています。

(連絡先:小倉織協同組合 093-561-0505)

小倉織

小倉織(写真 久家靖秀)