福岡県から海外への移住は、1885年のハワイに始まり、その後、アメリカ本土や中南米に拡大していきました。戦前戦後の移住者の合計は、5万5千人を超え、全国で4番目に多い数となっています。
日系移民は、それぞれ出身県ごとに県人会を組織し、相互扶助や親睦活動を行ってきました。福岡県から移住した方々やその子孫で組織された県人会は、世界に9か国に20か所あります。海外福岡県人会は、福岡県と海外との交流の懸け橋として、貴重な財産となっています。
令和7年11月5日(水)〜8日(土)の4日間、世界各地の海外福岡県人会の方々が一堂に会する海外福岡県人会世界大会が6年ぶりに福岡県で開催されます。
この世界大会のキックオフイベントとして、県人会の存在や県人会の皆様の活躍、福岡県と県人会との交流等を県民の皆様に広く知っていただく「海外移住パネル展」を県内4地域で開催します。