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■県庁で「ハンセン病問題啓発ロビー展」を開催します!〜6月22日は「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」です〜

○「ハンセン病療養所入所者等に対する補償金の支給等に関する法律」の施行日である6月22日は、「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」と定められ、国をはじめ各都道府県でハンセン病問題の啓発等に関する行事が行われています。
○福岡県でも、ハンセン病問題についての正しい知識の普及啓発を図り、偏見や差別の解消に努めるため、6月17日から県庁でロビー展を実施します。
○ロビー展では、「らい予防法」制定以降に行われた政策や差別の歴史、元患者やご家族の方の現状に関するパネル展示やDVD放映等を行います。多くの方々にご覧いただき、ハンセン病問題について知り、考える機会としていただければと思います。

1 ハンセン病問題とは
ハンセン病は、「らい菌」に感染することで 起こる病気ですが、感染力が極めて弱く、たと え感染しても発病することはほぼありません。 また、現在では、適切な治療によって治すこ とのできる病気となっています。
しかし、昭和6年(1931年)に制定された「らい予防法」により、すべてのハンセン病患者を強制的に療養所に収容する政策がとられたため、ハンセン病に対する誤った認識が定着し、病気が完治した今も、偏見や差別に苦しんでいる元患者やご家族の方々がたくさんいらっしゃる等、現在も問題が残されています。

2 内容
パネル展示、啓発用DVDの放映、リーフレットの配布



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