住宅街に出没する「はぐれザル」について
ニホンザルは、本来、群れて生活します。しかし、雄は、大きくなると違う群れに移る習性があることから、群れに移ろうとして迷った「ハナレザル」が住宅街に出没する場合があります。
このようなサルを見かけた場合は、次のことを守ってください。
エサをやらない!食べものは見せない!
人になれていない野ザルは、えさをとるときに引っかいたり、噛み付いたりすることがあるので危険です。また、餌付けをすると人間を怖がらなくなり、野生に戻らず、サルの繁殖の原因ともなります。 繁殖によって、農作物への被害や家に侵入するなどの被害が発生します。
サルに近づかない!
野生のサルは、ペットではありません。むやみに近づくと襲われることもあります。特に幼児などには危険です。 サルの目を見つめない!目を見つめるとサルは威嚇されたと思い、人が目をそらしたときに襲われることがあります。目を合わせないようにしましょう。
サルをからかわない!
サルをからかうことはやめましょう。 思わぬ行動に出て、事故になるときもあります。
大声を出さない!
大声を出すことは、サルを興奮させることになりますので、やめましょう。