地域住民のこころの健康維持と向上に努め、関係機関と連携し、住民の自殺を予防するための取り組みを行っています。
厚生労働省「地域における自殺の基礎資料」によると、令和4年の自殺者数は全国21,723人、福岡県890人、筑紫保健所管内72人となっています。筑紫保健所管内の自殺者数は令和2年までは減少、令和3年は、増加に転じ、令和4年は全国、福岡県を上回り、この7年間で最も高い死亡率になっています。新型コロナウイルス感染症拡大の影響等で自殺の要因となる社会経済面等様々な問題が悪化したことが考られています。
1 相談について
先の見えない不安や、生きづらさを感じるなどの様々なこころの悩みを抱えていたら、その悩みを相談してみませんか。
福岡県内には、自殺予防、こころの健康、労働上の問題など、様々な相談窓口があります。ひとりで悩まず、ご家族だけで抱え込まず、まずは、各相談窓口にご相談ください。
福岡県内の相談窓口の一覧(リーフレット) [PDFファイル/1.59MB]
2 ゲートキーパーとは
悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聴いて必要な支援につなぎ、見守る人のことです。
身近な人の自殺のサイン等変化に気づいたら、本人の気持ちを尊重し、耳と目と心を使って、相手の気持ちに寄り添いながら話を聴いてみましょう。
必要あれば、早めに専門家へ相談するように促してください。