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新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種に関する情報(ワクチンの有効性)
新型コロナウイルスワクチンの有効性
ワクチン接種を受けた人の方が、受けていない人よりも新型コロナウイルス感染症を発症した人が少ないことが分かっています。
現在、日本で使用されているファイザー社製、武田/モデルナ社製、アストラゼネカ社製、武田社(ノババックス)製のワクチンは、いずれも薬事承認前に、海外で発症予防効果を確認するための臨床試験が実施されており、いずれも高い発症予防効果が確認されています。また、重症化を予防する効果が期待されています。
【追加(3回目)接種】
3回目接種により、感染予防効果や重症化予防効果を高めることができます。
日本で接種が進められているワクチンは、高い発症予防効果等がある一方、感染予防効果や、高齢者においては重症化予防効果についても、時間の経過に伴い、徐々に低下していくことが示唆されています。一方、3回目接種により低下した感染予防効果や重症化予防効果等を高める効果があることが、臨床試験や様々な疫学研究等で報告されています。
3回目の接種をした人の方がしていない人よりも、新型コロナウイルスに感染する人や重症化する人が少ないと報告されています。
【追加(4回目)接種】
4回目接種により、感染症予防効果や重症化予防効果を高めることができます。
海外の研究では、3回目接種から4か月以上経過した60歳以上の方にファイザー社ワクチンを4回目接種した場合、オミクロン株流行期において、接種後6週間経過しても重症化予防効果が低下せず維持されていたと報告されています。
【小児接種】
12歳以上の方と同様に、SARS-CoV-2の中和抗体価の十分な上昇が確認されています。
※オミクロン株が流行する前のデータになります。
<参考リンク>