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定時制高校や通信制高校で学ぶには
定時制高校は、夜間に授業を行うもののほか、昼間、3部制(午前・午後・夜間)等の時間帯に授業を行うものがあります。
通信制高校は、通信添削と、土日のスクーリングを中心に学習を行います。
どの定時制高校も修業年限は3年以上となっていますが、「定通併修」制度で3年で卒業できる場合もあります。
なお、定時制課程の入学者選抜では満20歳以上の方で希望される方について、学力検査の代わりに作文で受検することができる制度を設けています。
定時制高校(学年制)
県立の定時制高校のうち、夜間定時制は17校、昼間定時制は1校(分校)あります。
夜間定時制高校の授業時間は、一般的に17時30分頃から21時頃までとなっています。また、すべての夜間定時制高校では完全給食が実施されています。
なお、就業している方など、条件を満たせば、就学奨励金の貸与や教科書の無償給付制度もあります。
定時制高校(単位制[フレックス型])
県立の定時制高校のうち、3部制の単位制高校はひびき高校(普通科)、博多青松高校(普通科・情報科学科)に加え、令和3年度から開校した大牟田北高校(普通科)、西田川高校(普通科)の4校になります。次のような特色があることから、「柔軟な」という意味の「フレックス」型単位制高校とも呼んでいます。
ア 自分で時間割を作ります。
自分の将来の進路に応じて科目を選択し、時間割を組むことができます。
イ マイペースで学習できます。
学年の区分がないので、自分の選択した教科・科目の修得単位を積み重ね卒業することができます。自分の目的や修学条件に応じて、通学する時間・曜日を決めることができますが、厳しく自己管理ができる強い意志が必要です。
通信制高校
県立の通信制高校は、博多青松高校(普通科)があります。
勤務の都合などで全日制高校や定時制高校に通学することが難しい人などのために設けられています。
教科書や補助教材などを使って各自で勉強し、科目毎にレポートの添削指導と月2~3回程度の面接指導(スクーリング)を受けて学習を進めます。