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筑豊花き連が流通研修会を開催
更新日:2023年3月7日更新
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アレンジメント・花束の流行の花材を学ぶ
筑豊地域の花き生産者で組織する筑豊地域花き生産者連絡協議会(以下:筑豊花き連)は、2月15日に流通研修会を飯塚普及指導センターで開催し、会員16名が参加しました。
当日は、福智町の(有)クラモト花店の倉本氏ご夫妻を講師に迎え、花束の作成とラッピングの実演に加え、会員によるフラワーバレンタイン用アレンジメントの作成をとおして、アレンジメント・花束の材料として用いる流行の花材について学びました。
アレンジメントを実際に作成するにあたり、使用する品目や品種と生け方の説明を講師より受けました。会員からの「アレンジメントや花束でよく使う流行の品目は」の質問に対し、「草花類の中では、トルコギキョウを良く使っている。グリーン系花材として、枝物ではユーカリやアカシア、葉物ではローズゼラニウムの利用が増えている。」と回答がされ、トルコギキョウについては「花のサイズは中輪が使い勝手が良い。」ことも紹介されました。また、「枝物の商品サイズ」に関する質問に対して、「長さは60センチメートルあれば十分。」という回答に、会員から「長さは最低70センチメートル必要と思っていたが、短くて良いなら出荷がしやすくなる。」といった声が聞かれました。講師との活発な意見交換により、今後の生産品目・品種の選択や出荷規格に関する有用な情報を得ることができました。
普及センターでは、筑豊花き連の活動支援を通じ、筑豊地区の花きの生産振興に取り組んでいきます。

