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高校生に就農講座を実施しました
更新日:2023年1月5日更新
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田川地域の農業を知ろう
田川普及指導センターは、12月1日、県立田川科学技術高校において、「田川の農業を知ろう」と題し、就農講座を開催しました。この講座は高校生に職業選択の一つとして農業を意識してもらうことを目的として開催し、今年で5回目となります。
講座は、農業食品科植物専攻の2年生21人を対象に、田川地域の農業紹介と地元の若手農家による講話及び意見交換を行いました。
講師は、田川市の日高敦則氏と、川崎町の中村篤氏でそれぞれの立場から農業への思いや現状を話していただきました。
農家出身ではない日高氏からは、川崎町のラピュタファームで働きながら果樹の栽培技術等を習得した後、独立して多品種のブドウ栽培に至る道筋を紹介され、人と人との繋がりの大切さを話されました。
また、中村氏は、農業大学校卒業後、一度農外に就職したのちUターンし、両親とともに減農薬やアイガモ農法での大規模水稲栽培やもち加工の取組みを語られ、何かに一生懸命になって取り組むことの大切さを伝えました。
受講者アンケートでは「実際に農業をしている方の話を聞けてリアルな農業を知ることができた」「就農について親ときちんと話してみたい」などの意見や、農業大学校への進学希望者もあり、進路の選択肢として農業への関心が高まった様子でした。
田川普及指導センターは、今後も農業関係高校との連携を深め、新規就農者確保に向けた取り組みを推進していきます。

