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農業機械安全研修を開催
正しい農機の取り扱い方を身につける
管内市町村やJAたがわ、普及指導センター等で構成する田川地域農業振興協議会総合担い手部会は、令和4年10月24日に、農業機械安全研修を開催しました。この研修は、就農3年以内の農業者及び女性農業者を対象とした営農基礎講座の一環として、農業機械の正しい取り扱い方を習得することを目的に、毎年、実演を交えて開催しています。
今年度は、福智町のほ場で「耕うんロータリ及び管理機の実演と使用前後のメンテナンス」をテーマに、農機メーカーを講師に招いて、研修を実施しました。講師からは、「ロータリ及び管理機の操作手順」、「グリス(潤滑剤)の注入箇所」、「ロータリ部分のボルトの締め具合」等、具体的な管理・操作方法の説明がありました。参加者からは、「グリスと潤滑油の違いは何か」、「管理機のギアが入りにくい時はどのように対処すればいいか」等、日頃の農作業中に感じた疑問点について質問が積極的になされました。また、普及指導センターからは、農作業を安全に行うため、トラクタの安全フレームの効果やシートベルト着用の重要性等について説明しました。
参加者からは、「トラクタのロータリの点検ポイントが参考になった」、「点検箇所が具体的に分かりやすかった」という意見がありました。また、農作業安全についての意識が高まり、研修の内容を今後の営農に活かしていこうという意気込みが感じられました。
普及指導センターでは、今後も関係機関と連携し、講習会や現地指導を通じて、新規就農者等の育成及び経営確立に向けた支援を継続していきます。

