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筑豊花き連・草花等研究会が現地検討会を開催
更新日:2022年10月27日更新
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ニーズに応える多様な品目生産の取組み
筑豊地域花き生産者連絡協議会(略称:筑豊花き連)草花等研究会の現地検討会が10月13日に開催されました。草花等研究会は、筑豊花き連の3つの研究会のうちの1つで、田川市・郡内の女性農業者5名により構成されています。会員は、アレンジメントアスター、ケイトウなどの草花類、バジル、ゼラニウムなどのハーブ類、ユーカリ、ティーツリーなどの花木類など多様な品目を栽培しています。
ほ場巡回では、各品目ごとの生育状況を確認しながら今後の管理について意見交換がなされました。特に、仕立て法など栽培管理法が未確立のティーツリーなどの品目については、各会員の管理法を参考に、作業及び生産効率の高い仕立て法などについて検討が行われました。
ほ場巡回後には、切り花・切り枝の日持ち向上を目的とした講習会を開催し、普及指導センターが品質保持剤の成分及びはたらきについて、生産者段階で用いる前処理剤を中心に説明を行いました。会員からは、「品質保持剤が生産者用、消費者用など用途別に分かれているとは知らなかった」という感想や、「資料に載っていない品目のエチレン感受性はどうなのか」、「消費者用品質保持剤を前処理剤として使えるのか」などの質問が出され、品質保持剤の使用に関して活発な意見交換が行われました。
普及指導センターでは、研究会活動の支援により、生産性・収益性の向上に貢献します。

